<資生堂・JAL レディス 事前情報◇1日◇戸塚カントリー倶楽部 東コース(神奈川県)◇6487ヤード・パー72>
先週行われた海外メジャー「KPMG全米女子プロ選手権」で、米ツアーでは5試合ぶりに予選通過して52位で終えた馬場咲希。今週は5月の「ブリヂストンレディス」以来、今季2試合目の国内戦に出場する。
ひさしぶりの予選突破を決めた大会2日目には、大粒の涙を流した。「2日目はいい経験ができました。ずっと予選落ちしていたということもあって、頭の中に出てきちゃって…。緊張とか不安がすごくあるなかで、耐えて予選を通過したのがすごくよかった」。決勝への重圧に打ち勝ったことで安堵の涙を流し、それを自信に変えて帰国した。
前回の国内戦はゴルフの状態も悪く、予選落ちに終わっている。「インパクトのタイミングがズレていて感覚的にもよくなかったのですが、その時に比べたらだいぶ良くなっている。自分のやっていることができれば予選通過できると思います」と上向きも実感中だ。
帰国したのは6月30日の夕方で、この日はプロアマに出場。「こんなタフなスケジュールで試合に出るのは初めてです。メジャーってすごい精神的に疲れますし、疲労はありますが新しい経験として、すごく新鮮だし、楽しみです。」。メジャーでの4日間を終えたばかりでさすがに疲れは残っているが、「睡眠が一番大事」と快眠で初日を迎えたい。
プロアマ終了後は、疲れを見せずに練習場で汗を流したが、練習グリーンでは珍しい光景も。スコッティキャメロンのL字マレット「SIPER SELECT DELMAR」でボールを転がしていた。プロ転向後はテーラーメイドのスパイダーを使う姿が印象的だが…。
「L字はもともと構えた感じが好きで、イメージが出るんです。先週入らないことがあったので、気分転換に替えてみようと思って」。馬場がL字ネックのパターを使うのは、一昨年の米国下部エプソン・ツアー以来とのこと。
「その時はL字が入らなくなったのでスパイダーに替えたら劇的に入るようになりました。『これは来た!』と思ってずっと使っていました」。しかし、ここで1年半以上使う信頼のエースを封印。国内戦で今後につながるグリーン上の新しいきっかけをつかみたい。(文・小高拓)
