今季は、昨季のACNツアーポイントランキング10位の資格で前半戦出場権を獲得し参戦。同じ資格(同11位)で挑んだ2024年はチャンスを生かせず苦しんだが、25年に「なぜダメだったのか」を見つめ直し、フェアウェイキープ率の向上を課題とし、クラブセッティングも大きく見直した。
かつてはドライバー以下を2番アイアンなど、アイアンで固めるセッティングだったが、現在はフェアウェイウッドやユーティリティを投入。さらにグリーン周りとパッティングの強化にも取り組み、「予選落ちもなく、順調に順位を伸ばせている」と手ごたえをつかんでいる。
実際、今季は国内で開催されているレギュラーツアーでは、すべて予選通過。「ドライバーが安定しているのと、パターがいい」ことが要因。現在、ポイントランキングでは41位とキャリアハイの位置におり、成長を実感するシーズンとなっている。
さらに、同じ沖縄県出身で本部高校の同級生、比嘉一貴の存在も大きく、刺激を得ている。「(比嘉が)プロなって、すぐ(成績が)上がっていったので、いろいろ教えてもらいながら一緒に練習しています」。練習日やラウンド後もともに調整を重ねる姿が見られた。
目標は初めてとなるシード獲得。「ここまで予選落ちなしできているので、毎試合4日間を戦えるようにしたい」。そのためにもコースに応じて「ティを低くしてフェアウェイキープとか、広いコースだったらティを上げて飛距離を出しに行くこともできるので、それを武器にどのコースにも対応していきたい」と柔軟に対応していきながら、好結果を重ねたい。
今大会でも残り2日間は「ティは高くしない」予定。“ほぼ直ドラ”という武器を手に、リーダーボードを駆け上がる。(文・高木彩音)
