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アマチュアへのレッスンで「初心に戻れた」 原敏之が1差2位から初優勝を狙う

アマチュアへのレッスンで「初心に戻れた」 原敏之が1差2位から初優勝を狙う

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年4月8日 07時10分

松山英樹・石川遼世代の原敏之が、プロ初優勝をかけて8日の最終日を戦う(写真提供:JGTO)
松山英樹・石川遼世代の原敏之が、プロ初優勝をかけて8日の最終日を戦う(写真提供:JGTO)
Novil Cup 2日目◇7日◇Jクラシックゴルフクラブ(徳島県)◇7221ヤード・パー72>

松山英樹・石川遼世代でプロ11年目の原敏之(はら・さとし)が、国内男子下部のABEMAツアー開幕戦「Novil Cup」でプロ初優勝の絶好機。第2ラウンドは1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「65」で回り、トータル11アンダー。首位の勝俣稜と1打差の2位タイにつけた。

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インの10番から出た原は、「最初はグリーンが湿っていて距離感が合わなかったけど、14番でロングパットが入り、その辺りからグリーンも乾いてフィーリングがよくなってきた」と14番パー4のバーディを皮切りにパッティングがよく入ったと話す。4回パーオンを逃すなど「ピンチは何度かあった」がことごとくパーセーブ。「パターに救われました。ノーボギーでラウンドできたのは自信になりました」と最終日に向けて手応えをつかんだ。

1991年生まれの原は、松山英樹、石川遼、木下稜介らと同世代。中学時代は四国ジュニア連覇、日本ジュニア優勝と世代でもトップクラスの存在。高校卒業後は大学に進学せず、「日本アマ優勝」を目指したが叶わず、21歳でプロ転向。しかし、ツアーの出場権をかけたQTはファイナルまで進めずに低迷期が続いた。

2019年に故郷の香川県から東京に拠点を移してインドアの練習場でレッスンを行っている。「昨年は正直レッスン活動が忙しかったのですが、レッスンしながら大事なことを思い出したり、初心に戻れることができます」と自分なりの“気づき”があり、昨年末のQTは初めてファイナルまで進出して31位。レギュラーツアーの出場は限られるが、ABEMAツアーの出場権を手にした。

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