＜鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジトーナメント　最終日＞◇20日◇鳩山カントリークラブ(7,155ヤード・パー72)

　「鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジトーナメント」の最終日。単独首位でスタートした、アマチュアの小平智が、中田範彦、向井基晴らの追撃を交わし、通算13アンダーで優勝した。

　プレッシャーはあったという小平だが、アマチュアらしからぬマインドコントロールで、自らのゴルフに集中。2日間通してボギーはわずか1つという終始安定したゴルフで優勝を勝ち取った。

JGTOチャレンジトーナメントとは？

　「初日に8アンダー出したにも関わらず、2日目も5アンダー出せたというのは、これまでで最高のゴルフでした。今までの自分のゴルフだと、最終日になるとスコアを伸ばせないことが多かったけど、QTとか色々経験を積んできたことが自信になって、今日も伸ばせたと思います」。

　ハーフターン時にはスコアボードを確認し、中田や向井の激しい追い上げに気づいた小平だが、ここでも自分のゴルフに集中。「自分の中で5バーディ・ノーボギーで3パットをしないということを目標に設定していて、それを心がけていたので、あまり人のことは気にならなかった。僕のプレースタイルはあまり表情を変えないで、喜怒哀楽を出さないところなんですけど、今日もずっと平常心でやれた。8番でボギーを叩いたけど、気持ちを高ぶらせることなく落ち着いてパーを積み重ねることが出来ました」。