原英莉花|背中を丸めて頭の高さを変えずに手元だけを下ろす
米下部ツアーを主戦場とし、8月の「ワイルドホース女子ゴルフクラシック」で優勝、来季のLPGA昇格を決めた原選手。背中を丸めて手元を低く下ろしてくるのが原さんの特徴であり、球が曲がらないポイントです。
アドレスではスッと立っており長く見えていた首が、ダウンスイングでは見えなくなるくらい、肩をすくめて背中を丸めています。背中を丸めることで、頭の位置が上下しなくても手元を低い位置に下ろせる。また、ライ角通りにインパクトを迎えられるので、物理的にも飛んで曲がらなくなります。
このタイプのプレーヤーは、アドレスで背中にハリ感がなく、リラックスしているのも特徴的です。また、インパクト直後に左ヒザが伸びないのも共通点。左ヒザの高さをキープするため、ボールと体の距離が変わりません。だからこそ、スムーズに振り抜けるのです。
