バックスイングのどこでコックを入れるのか?ヘッドスピードを上げるコツ
ドラコン選手、豊永智大のヘッドスピードは50m/s以上だが、意外とバックスイングはゆったり。インパクトの直前から急加速させるその秘訣は?
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所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2023年10月24日 07時46分
![手元がトップの高さに来ても、手首の角度を変えずにシャフトを立てる
切り返しで左足を踏み込んだ瞬間に左手首を曲げて、シャフトを地面と平行にする
切り返しでコックした後は手首の角度をキープし、ハーフウェイダウンでは手首とシャフトが直角になるのが理想](https://d2bo6f45ymcdv9.cloudfront.net/images/large/kMGZ37qqENd3ptJKOVfi.jpg?ver=jrvx)
手元がトップの高さに来ても、手首の角度を変えずにシャフトを立てる
切り返しで左足を踏み込んだ瞬間に左手首を曲げて、シャフトを地面と平行にする
切り返しでコックした後は手首の角度をキープし、ハーフウェイダウンでは手首とシャフトが直角になるのが理想
ヘッドスピードが遅い人はアーリーリリースになっているパターンが多いです。リリースが早くなるとダウンスイングの途中でヘッドスピードが最大になり、インパクトの瞬間には減速してしまいます。
アーリーリリースの原因は、リリースではなく実はコックのタイミングにあります。ほとんどのアマチュアはバックスイングの途中でコックしているので、切り返し直後にリリースしてしまう。ドラコン選手はバックスイングをノーコックで上げて、切り返しでコックをしてタメを作る。そしてハーフウェイダウン以降で一気にリリースする。この動きができればアーリーリリースになることはありません。
注意したいのは、アドレスでの手首の力感です。少しハンドアップめに握ると手首をリラックスさせやすくなり、インパクトでヘッドが走ります。手元を下げてアドレスすると、コックのタイミングが早くなってしまいます。
インパクトで最大ヘッドスピードになるように振れれば、誰でももっと飛ばせるはず。ぜひトライしてみてください。
豊永智大
とよなが・ともひろ/1987年生まれ、長崎県出身。最長飛距離423ヤードを誇る現役ドラコン選手で、世界大会にも出場。東京・西麻布のLOWMEL BEARでレッスン活動も行なっている