バンカーのアゴにボールが刺さって“目玉”に… こんな状況からどうやって打てばいいの?
アマチュアだって、たまにはミラクルでスーパーなショットにチャレンジしたい! イチかバチかの1打を成功させるコツを中西直人が解説する。
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2024年4月3日 04時30分
ギリギリでバンカーを越えたと思ったら、あとひと伸び足りずにバンカーのアゴにボールがグサリ……絶体絶命の目玉から中西直人はどう脱出するのか?
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アゴにボールが刺さった状態から脱出させ、グリーンに乗せるには大きなエネルギーで砂を爆発させなければいけません。
ポイントはトゥが砂を向くくらい思い切りフェースをかぶせること。いつもどおりのバンカーの打ち方をすると砂の抵抗が大きくなりますが、トゥから砂に入れる感覚で打ち込めば、小さな振り幅でも大きな力でインパクトできます。
また、足場が悪い中で大振りするのは危険。少しでも打点がブレれば、エネルギーを効率的に伝えられず、ボールを飛ばせなくなります。
まずは左足をバンカーの縁にかけ、右足に全体重を乗せるイメージでアドレスしましょう。体重移動せずにリストを使ってスイングすれば、軸が安定して打点も狂いにくくなります。
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全体重を右足に乗せるイメージ。トゥを砂に入れるイメージでコンパクトに振ろう (撮影:鈴木祥)
■中西直人
なかにし・なおと/1988年生まれ、大阪府出身。2010年にプロ転向し、翌年のQTで3位に入りレギュラーツアーへ。19年は「関西オープン」で最終日最終組を経験するなど活躍し、初シードを獲得した。岸和田出身の明るいキャラクターが魅力
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