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タテに上げてフォローでフェースが上を向く! 最強・佐久間朱莉の曲がらないスイング

3月5日に国内女子ツアーが開幕する。そこで、注目選手のスイングをプロコーチの南秀樹が分析。1回目は4勝を挙げて年間女王に輝いた佐久間朱莉のスイングをレポートする。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年3月2日 12時00分

フォローでフェースが上を向く! 佐久間朱莉の曲がらないスイング
フォローでフェースが上を向く! 佐久間朱莉の曲がらないスイング (撮影:GettyImages)

3月5日に国内女子ツアーが開幕する。そこで、注目選手のスイングをプロコーチの南秀樹が分析。1回目は4勝を挙げて年間女王に輝いた佐久間朱莉のスイングをレポートする。

【連続写真】ゆーーっくり上げるからフェースがねじれない! 佐久間朱莉の安定感抜群スイング

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佐久間選手が、飛んで曲がらないスイングの特徴について、まずリズムを挙げたいと思います。バックスイングはゆっくりで、フェースローテーションを抑えたスイングです。切り返しからの回転スピードは速く、振り切りも良い。このリズムが大きなポイントだと感じています。

バックスイングで溜め込んだ力を、インパクトで効率よくボールに伝えていることが、小柄ながら飛距離を出せる理由だと思います。ややアップライトにクラブを上げていくため、ダウンスイングではループしやすい形になりますが、右サイドが下がることなく、クラブが立って下りてきます。仮にミスをしても大きな怪我にならず、安定したアイアンショットを打てている要因だと感じています。

ローテーションを抑えたスイングは、インパクトが分厚くなります。そのため、「ヘッドスピードの割にアイアンの飛距離が出ない」というアマチュアの方には参考になるはずです。まずはショートアイアンでインパクトの形を作ってからハーフスイングを行い、分厚いインパクトを体感してみてください。

ローテーションを抑えようとすると、バックスイングでシャットになり過ぎてしまうことが少なくありません。先にハンドファーストのインパクトの形を作ることで、手とクラブのちょうどいい関係性が保たれます。そうすることで、佐久間選手のように体でクラブを上げやすくなります。

フォロー側では、左手甲の向きがチェックポイントです。左手甲が上を向いているかどうかを確認してください。横や下を向いている場合は、手首のローテーションを使い過ぎている可能性があります。手首の動きを抑えても左手甲が上を向かない場合は、握り方をチェックしてみてください。左手の人差し指と中指の2ナックルが見える程度のフックグリップで握れているかどうかを確かめましょう。

いずれにせよ、佐久間選手のスイングからは今季も注目するといいですよ。

■佐久間朱莉
さくま・しゅり/2002年生まれ、埼玉県出身。2020年のプロテストをトップ合格。昨季は未勝利ながらメルセデス・ランキング8位と躍進。25年4月に悲願の初優勝を達成すると、勢いそのままに今季4勝を挙げる活躍を見せて年間女王に。大東建託所属。

■南秀樹
みなみ・ひでき/プロゴルファーである父の影響でゴルフを始め、高校卒業後にティーチングプロ資格を取得。クラブを使うことを主とする指導法が高い評価を得ている。幼少期から鈴木愛を指導するなど、ツアーで活躍する数多くのプロをサポートしている。(株)ボディスプラウト所属。



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