今週末のラウンドで挑戦! パターのワンポイント/苦手なラインは打点を変えて打とう
打つ前から「入らなそう」と弱気になってしまう、大きく曲がるあのライン。渕上博俊プロは「打点を変えるのがおすすめ」と話す。今週末のラウンドでは、打点を変えて打ってみよう。
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ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2023年8月18日 02時49分
大きく曲がるラインは、パットの醍醐味です。最後まで入るかどうか、ドキドキしながらボールを追うのは楽しい時間ですよね。確実に入れるためには、ボールをラインに乗せること、スライスラインなら、カップよりも左に打ち出すことが肝心です。
フックはいいけど、スライスはラインに乗せにくいなど、苦手意識があるなら、打点を打ち分けるのがオススメ。トゥ側で打てばフェースが開いてボールは右に、反対にヒール側で打てばフェースが閉じてボールは左に出やすくなります。つまり、フックラインはトゥ側、スライスラインはヒール側で打てばラインに乗せやすいんです。いきなりラインを外れるミスが減って、入るかどうかのドキドキ感を味わえますよ。
また、ボールとの距離も大事になってきます。フックラインはトゥ側にボールをセットし、ややハンドダウンにボールから離れて立って、円をイメージしてストローク。ボールを右足寄りに置くとさらに右に打ち出しやすくなります。
スライスラインはボールをヒール側にセットし、クラブを立ててアップライトにしてボールの近くに立つ。やや左足寄りにボールを置いて直線的なストロークをイメージすれば、右に押し出すミスはなくなりますよ。
渕上博俊プロ
ふちがみ・ひろとし/1967年生まれ、神奈川県出身。日本大学ゴルフ部で腕を磨きプロ転向。現在はシニアツアーに挑戦しながら、湘南銀河大橋ゴルフにてレッスン活動中