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なぜ今、女子プロはUTを3本入れるのか? 160・170Yが激変するクラブ選び

最新UT選びのお手本となるのが女子プロ。セッティングを取材すると6Uを入れて、UTを3本にする選手が増えていた。その理由とは?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月29日 11時00分

7番アイアンまで抜いている青木は「私にとってUTはパーオン率を上げるための生命線。ロフト30度の6Uを寝かせて7Uとして使っています」と語る
7番アイアンまで抜いている青木は「私にとってUTはパーオン率を上げるための生命線。ロフト30度の6Uを寝かせて7Uとして使っています」と語る

最新ユーティリティ選びのお手本となるのが女子プロ。セッティングを取材すると6Uを入れて、ユーティリティを3本にする選手が増えていた。その理由とは?

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女子ツアーでは若手から中堅、ベテランまでユーティリティを3本にする選手が増えている。ユーティリティ3本派の選手は6番アイアンを抜いて4U・5U・6Uを入れていた。

青木瀬令奈にその理由を聞くと、「アイアンよりもユーティリティの方がやさしいのはもちろん、170ヤードくらいからでもタテ距離をコントロールしやすいので、ピンを狙っていける。私にとってユーティリティは飛ばすクラブではなくて、狙うクラブです」

また大里桃子はラフからでも狙えると語った。「ユーティリティはラフやフェアウェイバンカーからでも距離を出せるので150、160ヤードからでもグリーンに届くボールが打てます」。

プロ2年目で初優勝を飾った髙野愛姫は、 「6番アイアンでも160ヤードは打てますが、高さが足りないから止まらない。だから6Uを使っています」と語る。女子ツアーを取材すると、残り160・170ヤードからパーオンするためにアイアンよりユーティリティを選ぶ選手が多かった。

また、尾関彩美悠はアプローチにもユーティリティを活用する。3U・4U・5U・6Uと4本のユーティリティを入れている尾関は「深いラフからでもユーティリティは距離を出せますし、グリーン周りからのアプローチでも使っています。球が上がってくれるので、春先の薄芝でも使っています」と語る。アマチュアもパーオン率が悪いなら、ユーティリティを活用することをオススメしたい。

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