国内シニア「トラストグループカップ 佐世保シニア」でシニア4勝目を挙げた藤田寛之。そのセッティングを覗くと、ウェッジに見慣れない『K★』という刻印が。本人にこのウェッジの特徴を聞いた。
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かつてはPWの下に52度と58度という3本体制だったが、「アイアンのロフトが立ってきた」とストロングロフト化の時代のあおりを受けて、いまではキャディバッグには4本のウェッジが入っている。
今季途中から「打感の柔らかさ」を求めてPWを46度(実測は45度)にチェンジ。46、50、54度はボーケイの『SM11』、58度(実測58.5度)はボーケイのプロトタイプだ。
ボーケイは、最適なウェッジショットを生むために使い手の打ち方や用途に合わせてグラインド(ソール形状)を重視している。
『SM11』は6種類のグラインドが存在するが、藤田の58度のグラインドを見ると、見慣れない『K★』と刻印されている。
「『Kスター』っていうんです。PGAツアーで使っている人は多いですよ」
日本では万能グラインドと呼ばれる『M』グラインド、北海道や米国など、芝がペタっとしたコースではローバンスの『A』グラインド(限定モデル)を使い分けてきた。
「昨年、米シニアツアーににフル参戦したときに、『M』と『A』を足して2で割ったようなグラインドがあると知って、作ってもらいました」と米国で入手した。
通常の『K』グラインドはワイドソールでバンス角が大きいが、「『K★』は、ただワイドソールではなく、リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側の両方が削り落とされています」という。
間近でみると、両サイドが削られているのが分かる。フェースを開いたり、閉じたり。地面が硬かったり軟らかかったり。あらゆるライに対応してさまざまな打ち方をする藤田にとって、米国で出会った『K★』は手放せない一本になっている。
【藤田寛之 優勝セッティング】
1W:タイトリスト GTS3(10.0/ニュートン FAST MOTION 5ドット ※50g台S相当)
5W:ヤマハ RMX(16.5度/ディアマナ WB63 S)
7W:ヤマハ RMX(20度/ディアマナ WB83 S)
4U:タイトリスト GT2(24度/AMTツアーホワイト S200)
5I:タイトリスト T250(AMTホワイト S)
6,7I:タイトリスト T150(AMTホワイト S)
8,9I:タイトリスト T100(AMTホワイト S)
45度:タイトリスト ボーケイSM11(AMTホワイト S)
50,54度:タイトリスト ボーケイSM11(DGツアーイシュー)
58.5度:ボーケイプロトタイプ(DGツアーイシュー)
PT:スコッティキャメロン ニューポート2 GSS プロトタイプ
BALL:タイトリスト プロV1
