米国PINGのホームページやSNSに、なぜか、クラブ契約フリーのウィンダム・クラークが登場。一体、どういうことなのかと言えば、先月「ザ・CJカップ バイロン・ネルソン」で勝利した際に炸裂した白パターを気に入った彼は、パターだけ同社と使用契約。通常『賞金に直結する“パターだけは”フリーに』したがる選手が多い中でクラークは真逆。ここからも本人の気に入りようがよく分かる。
「スコッツデール・TECとの契約締結および使用開始。ウィンダム・クラークが『スコッツデールTEC』パターを独占的に使用する契約を締結したことを、ここに発表いたします。『アリーブルーオンセット』に切り替えて以来、ウィンダムはPGAツアー大会におけるSG:パッティングの記録(+12.573)を樹立し、PGAツアー通算4勝目を挙げました」(米国PING)
また、クラークも契約に際して『スコッツデールTEC アリーブルーオンセット』の性能に関して、これ以上ないくらいに褒めている。
「私がAlly Blueを気に入っている一番の理由は、まずオンセット。このパターのオンセットな見た目が本当に気に入っています。それからアライメントも気に入っています。ご存知のように、PINGが開発した『スコッツデールTEC』にはドットとラインがあります。ボールの上に立っていると、自分が本当に良い狙いを定めているという安心感があり、目があちこちに散らばることもありません。自分のやっていることに集中できるので、それが私がパッティングでゾーンに入れている理由の一つです。それからブロック形状も本当に気に入っています。白と黒のラインが、狙いを定めるのに役立っています。私にとって狙いを定めることは非常に重要。正しく狙いを定めていると感じると、すぐにパッティングが快適になります。このパターを使った瞬間にそれを感じました。
最初33㌅よりやや長いものから始めて、ヒューストンで切り替えた途端に改善が見られ、オーガスタでも同様に使いました。その翌週のRBCでさらに長いモノに戻しました。長くてカウンターバランスが効いたモノで大きな成果を収めてきたからです。パッティング成績は100位台だった状態から一転し、今では毎週著しく良くなっています。バイロン・ネルソンの週はフィールドをリードし、人生でこれまでにないほど多くのパットを決めました。つまり私にとって最も重要なのはアライメントで、それはゴルフにおいて常に私の持ち味でした。その週のプレー中、ホールがすごく大きく感じられたのは、自分が正確にアライメントできると確信していたからで、グリーンの読みも絶好調でした。パットを打って顔を上げると、毎回狙った通りにボールが進んでいく。そして、気がつけば人生最高のパッティングを披露して、試合で優勝していたんです」(クラーク)
使用スペックは長さ38㌅、ロフト3度、ヘッド重量400gとのこと。賞金に直結するパターを「自ら契約で縛った」ということは、PINGにとってもこの上ない評価を得た証明でもある。クラークの他にも契約外でPING製のパターを使う選手は数多いが、同様のケースが増えるかどうかにも注目したい。
