「彼は適切なタイミングでパットを何度も決めていた。すばらしいプレーヤーだ」と、首位のニーマンへ称賛を送ったが、むざむざ勝利を許す気もない。「僕の前には一人の男がいるだけ。あすは、3打差が1ホールで消えることもある。何が起こるか分からないよ」。2日目に「-9」をたたき出した自負もある。伸ばし合いの展開だけに、最終日は逆転への自信ものぞかせた。
23歳のニーマンと24歳のヤング。若手注目株の二人は、もちろん最終日最終組で火花を散らす。もう一人も24歳のビクトル・ホブラン(ノルウェー)と非常に若いグループとなった。大会ホストのタイガー・ウッズ(米国)とともにトロフィーを掲げるのは、果たして。
