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ジャンボ尾崎が米挑戦の原英莉花にかけた“応援の言葉” 「これまでは『旅行に行くのか?』だったんですけど…」

米国女子ツアーの予選会に挑んでいる原英莉花。ジャンボ尾崎からもらったエールの言葉とは?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年10月17日 12時00分

<LPGA Qスクール(予選会)セカンドステージ 事前情報◇16日◇プランテーションG&CC(米フロリダ州)◇ボブキャット・コース=6543ヤード・パー72、パンサー・コース=6363ヤード・パー72>

「いつでも背中を押してくださるんだなって、温かい気持ちになりました。エールとして受け取りたいと思います」

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来年からの米国女子ツアー参戦を目指し、まずは今週行われる予選会のステージ2に挑む原英莉花にとって、師匠のジャンボこと尾崎将司からの激励はいつも力になる。冒頭の言葉は、今年の「日本女子オープン」で2度目となる大会制覇後に出されたジャンボからの祝福コメントについての感想だ。

その時の優勝会見で、記者から『米国挑戦について師匠からどんなことを言われているのか?』という質問を受けた原。ただ答えは「何も言われていない」というものだった。しかしラウンド後にジャンボ邸の日常を配信するYouTubeに寄せられた師匠のコメントには、しっかり海外挑戦についても触れられていた。

『ゴルフは色々な壁との戦い。今後は世界の壁に立ち向かってもらいたい』。実にジャンボらしい、“粋な演出”のようにも思える。

そして渡米前には、ジャンボが自らの言葉で愛弟子にエールを送ったことを原が明かす。「行ってきますと言った時、ジャンボさんは女子オープンのことを“オーペン”って言うんですけど、『オーペンに勝って行くんだから、胸を張ってやってこい』という言葉をかけてもらえました。これまでは『なんだ旅行にでも行くのか?』だったんですけど」。壁を乗り越えようとする愛弟子に、“茶目っ気”抜きの温かい声援がおくられた。

「そういう言葉をかけてもらえたので、向き合ってしっかりといい報告ができるように頑張っていきます」。気持ちを盛り上げると同時に、気を引き締めるための一番の“薬”になったはずだ。

すでに土日のうちに使用される2つのコースを1ラウンドずつ回り、開幕前日は練習のみで最終調整を終えた。「できることをやるだけ。うまくいかない時にどうするか、ということにも向き合いながら。結果ではなくて自分ができることを。ミスの受け入れ態勢もできているので、しっかりスコアを作っていきたいと思います」。これまで師匠から授かってきた数々の助言を、ここから続く大一番で発揮していきたい。(文・間宮輝憲)

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