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馬場咲希は上がり連続バーディで予選突破 プロ転向後に始めた“PWで60y”練習が安定感アップ

カットラインとの戦いとなったが、馬場咲希は意地の連続バーディ締めで決勝へ駒を進めた。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2026年3月21日 15時41分

<フォーティネット・ファウンダーズカップ 2日目◇20日◇シャロン・ハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542ヤード・パー72>

米2年目の20歳・馬場咲希は、60位タイから第2ラウンドを迎えた。前半はスコアを1つ落とし、一時は予選通過が危ぶまれたものの、6バーディ・5ボギーの「71」とスコアを伸ばし、トータル1アンダー・43位タイで決勝ラウンドに進出した。

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ホールアウト後にはホッとした表情を浮かべて「ホントによかった」と笑顔を見せる。カットラインはトータルイーブンパー前後をウロウロしていた。馬場は後半の12番終了時点でトータル1オーバーの状況の中、キャディと「2つ戻したいね」と話し合い、15番でバーディを奪取した。だが直後の16番でボギー。それでも「絶対に(バーディ)1個は必要」と気持ちを切らさなかった。

迎えた17番パー3では1.8メートルを沈め、最終18番パー5では3打目を3メートルにつけて連続バーディ。イーブンパーのカットラインを1つ上回るスコアでホールアウトし、最後のパットがカップに消えると、空を見上げて胸をなで下ろした。

この2日間は出入りの激しいゴルフとなったが、初日には14番パー4で2打目を直接ねじ込むイーグルも奪っている。「ピッチングはいつも練習しているクラブだったので、けっこう自信はあると思って打ったら入ったんです」と振り返る。119ヤードからの見事なチップインだった。

そのショットを支えるのが、日々欠かさない基礎練習だ。「ハーフスイングくらいのショット練習」で、主にピッチングウェッジと9番アイアンを使用する。キャリーは約60ヤード。コンパクトなスイングで安定したインパクトゾーンを体に染み込ませている。

「いつもはこの辺(トップの位置)などを意識してやっていたんですけど、そこがズレていたとしても、ハーフスイングが合っていれば、真っすぐ行くので、ここを重点的にやっています」。効率を重視した反復が、ショットの再現性を高めている

馬場はコックを使わないスイングスタイル。アドレスで構えたフェースの向きを変えることなく、体の回転で自身の腰の高さに手元が来るところまで上げる。「変な動かし方をしないように」とそのときのフェースの向きは斜め下のスクエア。フォロースルーに向けてもインパクトで手元を止めてクラブヘッドをリリースさせることもないため、フォロー側のフェースアングルは斜め上となる。まさに、基本に忠実な動きだ。

ただ、この練習は「プロになってから」始めたこと。「ジュニアの時はフルスイングばかりしていて、なんでこんなに球を打っているのに上手くならないんだろうと思った」と、フルスイングでひたすら打ち込む日々だった。基礎づくりとして行うのは、片手打ちなどぐらい。そこで「頭を使って練習してなかったからだ」。量だけでなく質の重要性に気づき、2022年のプロ転向を機に、毎回欠かさず行う基礎練習として取り入れた。

なじみのあるクラブで生まれたチップイン・イーグル。その手応えを胸に、今後もこの練習を継続していく。

あすは最終日に向けてさらにスコアを伸ばしたい。「きょうは絶対にアンダーで回りたいと思っていて、それができた。あしたは60台で回って、もっと上位に行きたい。あす、あさってはホントに上を見るしかないので、伸ばしていきたいです」。週末に残った喜びを力に変え、さらなる上位進出を狙う。(文・高木彩音)

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