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最長飛距離432ヤード! ドラコンプロ・南出仁寛“二刀流”への挑戦

最長飛距離432ヤード! ドラコンプロ・南出仁寛“二刀流”への挑戦

配信日時:2021年10月23日 14時22分

ドラコンプロ・南出仁寛 野望の為に腕を磨き続ける(写真提供:PGA)
ドラコンプロ・南出仁寛 野望の為に腕を磨き続ける(写真提供:PGA)
<第23回PGAティーチングプロ選手権大会ゴルフパートナーカップ2021 最終日◇22日◇矢吹GC(福島県)◇7010ヤード・パー72>

日本プロゴルフ協会(PGA)のティーチングプロ資格を保持する“日本一うまいティーチングプロ”を決める「第23回PGAティーチングプロ選手権大会ゴルフパートナーカップ2021」。出場選手の中には、ドライバーの飛距離を競う、ドラコン競技で何度も日本チャンピオンになっている南出仁寛の名前もあった。2日間トータル11オーバー、90位タイと成績は振るわなかったが、将来の“目標”に向けて一歩ずつ歩みを進めている。

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南出といえば、高校、大学とゴルフ部に所属し、2006年からドラコンプロに転向。同年403ヤードをマークして当時の日本記録を更新し、話題となった。現在の最長飛距離は432ヤードと、ドラコン界のカリスマ的存在だが、2013年にPGAのティーチングプロ資格を取得している。

「飛ぶだけって言われるのが嫌だったので。『どうせ飛ぶだけでしょ』『資格もないでしょ』って」。ドラコン競技で活躍しても周囲からは雑音を払拭する意味でも、PGAの門をたたいて、“プロゴルファー”の肩書を手にした。

ドラコン競技と並行して、最近は今大会をはじめ、1日競技などにも出場している。今大会は全国の一次、二次の予選を通過して本戦に出場できる。南出は2度目の挑戦となった2018年に、初めて本戦に出場した(結果は93位タイ)。「10年ぶりぐらいの競技で緊張しましたよ」。遠くに飛ばすドラコン競技とスコアが求められるラウンドでは、「まったく別の競技」という。

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