<ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目◇30日◇レイクノナG&CC(フロリダ州)◇6624ヤード・パー72>
歴史的寒波の影響で航空便の欠航が相次ぎ、「50時間以上」の足止めを食らいながらもコースに到着した笹生優花。トラブルはこれだけではなく、ロストバゲージにも遭っていた。
笹生が拠点を置くテキサス州ダラス・フォートワース空港から開催地・オーランドに移動できたのは、予定より2日遅れた火曜日の夜だった。大混乱のなかでもキャディバッグは無事に届いたが、預けた2つのスーツケースは搭乗した便に積まれていなかった。ロストバゲージとなり、水曜日は移動着の私服で練習を余儀なくされた。
追跡サービスを使って逐一状況を確認し、荷物が届くことを祈っていたが、その日のうちに荷物は届かず。初日に間に合わなかったため、急きょ購入してそろえたスポーツウェアでプレーせざるを得ない状況だった。
しかし、ついにその日の夕方、荷物がオーランドに到着した。笹生は空港に向かい、スーツケースが大量に並べられている中から自身のものを回収。2日目からは“完全装備”でラウンドした。
プロゴルファーにとって、ウェアは大事な装備のひとつ。キャップ、ウェアには契約するスポンサーロゴが掲出されているからだ。笹生はマネジメント会社を通じて、スポンサーに事情を説明したという。「(初日にウェアを着れず)申し訳なかったです。しょうがないっていう部分をみなさん理解してくれました」と話す。
第2ラウンドは「78」を喫して、トータル13オーバー・38位に沈んだ。「何ホールかいいところがあったけれど、なかなか続かなかった。悪いところの方が多い。いいところをもう少し続けられたら。うまくはいかなかったけど、学ぶところはたくさんある」と、不振脱却の糸口を探していく。
週末は気温が大きく下がる予報で、かなりタフなコンディション。「天気がどうなるか分からないけれど、しっかり準備してラウンドができれば」。トラブルも無事に解決し、あとは調子を上げていくだけだ。(文・笠井あかり)

