ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

強風のなか見せた“攻撃姿勢”で『69』 西郷真央はデビュー戦最終日へ「しっかり伸ばしたい」

西郷真央は3バーディ・1ボギーの「69」。トータル3アンダー・22位タイで本格デビュー戦の最終ラウンドに挑む。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年1月28日 11時00分

<LPGAドライブオン選手権 3日目◇27日◇ブレーデントンCC(フロリダ州)◇6557ヤード・パー71>

米国ツアー本格デビュー戦の第3ラウンドで、西郷真央の敵になったのはフロリダの強風だった。「急に止んだり、吹いたりで、いいショットがチャンスにつかなかった場面もあった。そうなる前に、もう1つ、2つバーディが取れていたら…」。ただ、そのなかで「69」と2つ伸ばすことに成功した。

草をまたいでショットを打つ畑岡奈紗【写真】

この日、唯一のボギーを記録してしまったのが、スタート直後の1番パー4。フェアウェイからのセカンドショットをグリーン奥に外し、寄せワンに失敗したホールだ。これも、「完全に風のジャッジ(ミス)。いいショットだったのでチャンスにつくかなと思ったんですけど、タイミング的に(打った時には)吹かなかった」。だが、このミスをその後の“指標”にした。「2択で迷ったら、なるべくボギーにならない方のジャッジにしよう」。これが実を結んだ。

その後、ようやく8番パー5で初バーディ。「あと一筋だったり、あと一転がりが続いているなかでようやく8番で取れた」と気持ちも楽になる。さらに14番パー4でもバーディを重ねると、475ヤードの17番パー5は5番ウッド、7番ウッドで2オンし、10メートルから2パットのバーディとした。

14番も池があり、バンカー越えとなる左サイドに切られたピンを果敢に狙い2メートルにつけたもの。前日は「意地でも」と予選通過を意識して、ピンを無理に狙わない安全策をとったが、その“呪縛”から解放されると「消極的にならないよう、攻めたプレーができた」と持ち味を発揮する。

初日は左、左へ出ていたショットも、しっかりとフェードの軌道を描くボールが出てきている。強風のなかパーオン数も18ホール中13回を記録。フェアウェイキープは11回と、数字上は前日と変わらないが、「転がって少しラフに入っただけだったり、基本的にはきょうの方がいいショットが多かった」と、その内容は異なる。

デビュー戦ラストラウンドはトータル3アンダーの22位タイで迎える。「難しいコンディションのなか、アンダーで回れたのはすごく良かった。最終日もしっかり伸ばしたい」。さらに自信を深めて、日本へ戻りたい。(文・間宮輝憲)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト