<フォーティネット・ファウンダーズカップ 事前情報◇16日◇シャロン・ハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542ヤード・パー72>
山下美夢有は「HSBC女子世界選手権」(2月26日~3月1日)以来2試合ぶりに米ツアーに出場する。
日本で調整を行い、日曜日に現地入り。「きのうの夜は寝られなかったです(笑)。中途半端に寝てしまった。眠たかったけど、頑張って起きました」と時差ボケもあったが月曜日は早朝から会場入り。9ホールのラウンドののち、「モヤモヤした感じだったので納得がいくまでやりました」と、午後6時まで練習場で過ごした。
この2週間はスイングに違和感があった。「リズムが悪くなってくる、タイミングが徐々にずれてくる」という課題を意識しながら、「やることは変わらずにやり続けて、良くなるように一日、一日取り組んでいます」と、ひたむきに球を打ち込む姿があった。
その練習中には、契約するダンロップの担当者とともにドライバーのシャフト調整にも取り組んだ。現在使用するフジクラ『スピーダーNXグリーン』に加え、「もう少し球が強く出れば」という思いから、後継モデル『スピーダーNXゴールド』を試していた。「ゴールドは先調子でしなりやすい感じで、緑のほうが少し硬め」と違いを説明。ただ、あくまで調整中で、理想とする弾道に合う1本を決めるための試行は続いていく。
米デビュー戦だった昨年大会は4位で終えたが、会場が変更された。印象について、「アップダウンがあって狭いコース。関西っぽいと感じました」。林間コースが多い大阪府出身の山下にとって、高低差や林間レイアウトのイメージがある関西のゴルフ場の感覚と、このコースの印象が重なるという。「ラフも密集していて、入ると本当に出すだけみたいな感じで難しい。フェアウェイキープが大事」と攻略のポイントを挙げた。
ただ、距離はそこまで長くなく、グリーンは重めでボールが止まりやすいことから、「スコアは伸びると思います。月曜日なのでまだ何とも言えないが、グリーンの傾斜が強いので、あまり速くもできないのかなと思いながら」と、伸ばし合いの展開を意識している。
「初日に気持ちよく1番ホールに立ちたい。残り2日間の練習ラウンドでしっかり調整して、いい状態に持っていきたい。コースもコースなので、攻めるとこはしっかり攻めて、メリハリのあるラウンドができるように頑張りたい」と意気込みを示した。いいスタートを切るために、自己鍛錬を惜しまない。(文・高木彩音)

