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打感はしっかり目が好み 尾関彩美悠のミーリングあり、なしの2本持ち【プロのキャメロン調査】

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の会場で選手たちのキャメロン事情を調査した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年3月17日 12時13分

尾関彩美悠に突撃! キャメロンのこだわりポイントを聞いた
尾関彩美悠に突撃! キャメロンのこだわりポイントを聞いた (撮影:米山聡明)

多くのゴルファーにとって憧れのパターであるスコッティ・キャメロン。その中でもツアー支給品とされる“サークルT”はマニア垂涎の逸品だ。そこで今回は、ツアー会場で見つけたキャメロンに注目。「ダイキンオーキッドレディス」が開催された琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)で、選手たちのキャメロン事情を調査した。

【写真】ミーリングの違いに注目 尾関彩美悠のスコッティ・キャメロン

ツアー会場に足を運べば、パッティンググリーンにはスコッティ・キャメロンがずらりと並ぶ。そんななか、自身のパターと熱心に打ち比べていた尾関彩美悠を直撃した。

尾関が使用しているのは、SSS素材の『ニューポート2 Timeless』。昨年7月からキャメロンを使い始めたといい、「打った感じがすごく良かった」と他メーカーから乗り換えた。

男子ツアーではネックの溶接やインサートなど細かな好みをオーダーする選手も多いが、尾関の場合はキャメロンの担当者が持ってきたこの1本がハマったという。

とはいえ、尾関ならではのこだわりもある。「35インチで長めなんです」。市販されているスタンダードなパターの長さは33~35インチが主流だが、女子選手にとってはかなり長めともいえる。

では、なぜ長いパターを使用するのか。「長い方が手が悪さをせず、安定して使える」からだ。さらに、重さを感じられる方が好みというのも、この長さにしている理由の一つ。黒いヘッドも「眩しくなくていい」とお気に入りのポイントだ。

ツアーでは樹脂インサートを使用する選手も多いなか、尾関は「しっかり目」の打感を好む。ただ、このパターを使用する前は大型で打感の柔らかいヘッドを使っていた。今使用する単一素材のピン型とは“真逆”の性格ではあるが、「昨年の6月まで1メートルがしっかり打てなくて。この硬めのフェースにしたら打感が分かるようになってすぐに治りました」という。

ちなみに、エースとは別にもう1本、同型のパターも持っている。こちらは尾関の好きなパープルを配色したフルオーダー品。タイガー・ウッズ(米国)のエースパターでもおなじみの、ミーリング(溝)のないフェースに仕上げている。

ミーリングが深いほど打感は柔らかくなる。尾関のエースパターは、打感こそしっかり目だがミーリングは深く、その中でも柔らかさを感じられる。一方、ミーリングなしのいわゆる『タイガーフェース』は、ボールとヘッドの間に余計なものがなく、打感がダイレクトに手へ伝わるのが特徴だ。

「しっかり打ちたい時用に」と、昨年悩まされた1メートルの距離への“矯正”の意味も込めてこのパターをオーダーした。ちなみにサイトラインはどちらも小さなドットのみ。手渡された一本がハマったとはいえ、尾関のパターへの強いこだわりが感じられる。

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