ここまでの遠征を振り返り思うのは、米国挑戦への気持ちがますます高まっていること。「いままで思っていた以上に、もっとアメリカで戦いたいなと思わせてくれた。2カ月間でこんないろんな思いをするんだったら、1年間戦ったときにどんな成長をするんだろうと考えたら、まだまだ伸びしろもありますし、自分のゴルフがどう変わっていくのかというのを自分の中で挑戦してみたい」。悔しさと収穫ばかりの2カ月だった。
「アメリカツアーの悔しい思いは日本で戦っていてもなかなか消えるものではないので、アメリカでの悔しさはアメリカで返さないといけないと思う。いつかこの大舞台で、レベルの高い選手たちとトップ争いできるような選手になれるように頑張って行くしかないなと思いました」
苦戦を強いられたこの2カ月の苦労は、今後の成長には欠かせない糧となる。米ツアー挑戦の気持ちが高まってきたいま。まずは全米一のプロゴルファーを決めるこの舞台で、最後まで上位争いに食らいつく姿を見せてほしい。
