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メジャー7勝の片山晋呉も「当然、欲しい」 “シニア日本一”のタイトル獲得へ

片山晋呉が首位と1打差の4位で最終ラウンドを迎える。日本タイトル奪取なるか注目。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年9月15日 10時30分

片山晋呉がシニア日本一に向け1打差からスタートする
片山晋呉がシニア日本一に向け1打差からスタートする (撮影:上山敬太)

<日本シニアオープン 3日目◇14日◇千葉カントリークラブ・川間コース(千葉県)◇6811ヤード・パー71>

2000、02年に「ゴルフ日本シリーズJTカップ」、03、08年に「日本プロゴルフ選手権」、05、08年に「日本オープン」、07年に「UBS日本ゴルフツアー選手権」を制し、レギュラーツアーでメジャー7勝の経験がある片山晋呉が、シニア界の日本一決定戦で逆転Vを狙う。

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5位で決勝ラウンドに進み、3日目は5バーディ・3ボギーの「69」でラウンド。2つスコアを伸ばし、トータル6アンダー・4位タイ。首位とと1打差の位置から逆転し、シニアメジャー初タイトル獲得を狙う。

「何十回も負けているし、何十回も勝っているし、よく分かっていますよ。負けても勝っても、精一杯やれているから気持ちがすごく充実している。狙って(大会に)来て、狙った位置にいるって幸せなので、それをできている自分を褒めたい。あしたはいろんなことが起きるでしょうけど、それも一つの物語だと思って」と泰然自若に心の内を明かした。

レギュラー通算31勝の永久シード保持者は、これまで数多くの悔しさと喜びを経験してきた。「日本シニアオープン」は2度目の出場。最終日を首位と1打差で迎え、8つ目の日本タイトル獲得に近づいている。

「あしたは、いろんなことが、大変なことが起こると思いますよ」と言うように、今回のセッティングには25センチの長く深いラフが仕込まれている。どの選手も苦戦している状況だが、「僕はずっと日本オープンでやっているから『うわっ』というのは特にない」と経験値による自信はある。「シニアオープンといえども、日本タイトルはみんな欲しい。当然、僕も欲しい」。優勝争いに気合を入れている。

「どれだけ自分にきついことがあっても耐えられるか」が最終日のカギ。「相当やってきたのでそれを信じたい」。どんな結果であれ、片山のゴルフ人生の1ページに刻まれるような、そんな熱い戦いをみせてくれるに違いない。

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