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「いけいけゴーゴー」を「考えるゴルフ」に変えたプロ生活 渋野日向子が後輩2人とのラウンドで思い出した“初心”

「いけいけゴーゴー」を「考えるゴルフ」に変えたプロ生活 渋野日向子が後輩2人とのラウンドで思い出した“初心”

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年10月28日 19時11分

アウトスタート最終組には大ギャラリーがついて回った 手前から川崎春花、山下美夢有、渋野日向子
アウトスタート最終組には大ギャラリーがついて回った 手前から川崎春花、山下美夢有、渋野日向子 (撮影:米山聡明)
樋口久子 三菱電機レディス 初日◇28日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6650ヤード・パー72>

これが約5カ月ぶりとなる今季2試合目の日本ツアー。スポット参戦でディフェンディング大会に臨んでいる渋野日向子の心を揺さぶったのは、同組で回った“後輩たち”のプレーだった。

持ち前のシブコスマイルは健在です【写真】

「自分が一番年上でプレーする年齢になったんだなと、しみじみしながら回ってました」

現在メルセデス・ランキング1位に立つ21歳の山下美夢有と、2週連続優勝がかかる19歳の川崎春花。勢いのある2人とプレーした23歳の渋野は、「プロになりたての頃を思い出した」と、うれしそうに語る。そして「自分の時よりも、2人とも素晴らしいプレーヤー。一緒に回っていて楽しかった」と賛辞の言葉を並べた。国内通算6勝を誇る全英女王に、「勉強になりました」と言わしめるプレー内容だった。

今年から米国ツアーを主戦場にするスター選手が出場するとあって、武蔵丘には多くのギャラリーが足を運んだ。昨年初日のギャラリー数2902人に比べ、今年は5587人。渋野の組には、当然ながら大行列ができた。それは「ひさしぶりという感覚ではなく、緊張感がありすぎて」と、その環境に“慣れているはず”の渋野でさえも圧倒されるほど。そんななかで、川崎は6アンダーのトップタイ、山下も3アンダー・11位タイと持ち味を発揮した。

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