ジュニア時代を発掘! 17歳の原英莉花をキャッチ【写真】
まず、誰が、どのような判断基準でサポートする選手を選ぶのかということだが。
「私のようなアマチュア担当者が、まずは地区の試合に出向いて行って、いろんなチェックをするんですよね。スイング、佇まいとか雰囲気、あとはブリヂストンのブランドのイメージに近いか、使用クラブの傾向、そういった観点から自分なりの評価をして、サポートしたいと判断したら、こちらから声を掛けます。あと成績面での判断基準として、全国大会に出るレベルの選手であるというのがあります。2000年代前半はサポートできる人数は限られていて、日本アマとか日本女子アマに出場するクラスでもサポートを受けていない選手は多くいました」(アマチュア担当:以下同)
アクセサリー類からウエアやボール、クラブを扱うゴルフ用品の総合メーカーであるブリヂストンスポーツが、アマチュア選手に対して最初にモニターとしてサポートするのはボールだという。
「厳しいフィルターを潜り抜けて、初めてサポートをさせていただくのはボールです。私たちのようなボールを扱うメーカーは、ボールを使ってもらうことが大前提という部分があります。ですから、クラブだけ使いたいという選手は基本的にサポートの対象外になります。他社ボールメーカーさんもまずボールから入る、これは同じなのではないかと思います。まずボールのモニターから始まって、そこから成績や活躍に応じてボール以外のアクセサリー類から最終的にはクラブまでサポートの幅を広げていくという流れですね」