<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 事前情報◇3日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇予選=7431ヤード・パー70>
国内男子ツアーの今季メジャー第2戦が、4日に開幕した。だが、前日3日は悪天候の影響でプロアマ戦が中止となり、大会公式会見もリモートで行われる状況に。その中で、今年のコースセッティングにおける4つの変更点が発表された。
2000年にホウライカントリー倶楽部(栃木県)で第1回大会が行われ、03年から宍戸ヒルズカントリークラブ 西コースを舞台にしている大会は、昨年から予選(パー70)と決勝(パー71)で設定を変更。昨年の4日間平均スコアは『72.0509』と高い難度を示した。最多アンダーは14年大会の竹谷佳孝が記録したトータル17アンダー。昨年は蟬川泰果がトータル10アンダーで優勝している。
そして今年はさらに難度が増した。まず、昨年はフェアウェイとラフの境目やグリーン周りに設けられていたセミラフがなくなり、フェアウェイから直接ラフへとつながる仕様に変更。ラフは100ミリと長く、入るとボールが埋まるほどの深さだ。
ツアーディレクターで日本ゴルフツアー機構 競技管理部の小山俊一氏は、「距離が長く、フェアウェイは広がりましたが、短くカットされている。その上セミラフがなくなった球は転がってすぐにラフへ入りやすくなっています。グリーンは硬くて速いという状況になっているので、ミスショットにはさらに厳しいホールロケーションになっています」と説明。よりシビアなセッティングが選手を待ち受ける。
2つ目は、8番パー4の距離延長だ。昨年の456ヤードから490ヤードへと伸びた。小山氏は「そのままでも難しいホール。それでも近年ドライバーで打たない選手もいるような状況も見られていたため、8番の難易度をもう少し上げようということで、バックティをつくった」と変更理由を明かす。
選手も、これには警戒。蟬川は「8番は、左の木があまり気にならずにティショットを打てていたけど、今年はティショットで刻んだとしても、フェアウェイキープをしても、左の木が気になってくる。なので、できることなら伸ばさずにあのまま行ってほしかったなと思うんですけど…」と冗談交じりに本音を漏らした。
