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シード圏外の歴代覇者・小鯛竜也が4位好発進! サンドウェッジでパッティングする意味とは

シード圏外の歴代覇者・小鯛竜也が4位好発進! サンドウェッジでパッティングする意味とは

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年11月4日 18時02分

やはり好相性 17年大会覇者の小鯛竜也が上位発進
やはり好相性 17年大会覇者の小鯛竜也が上位発進 (撮影:村上航)
マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇4日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>

現在シード圏外の賞金ランキング74位にいる小鯛竜也が、17年にツアー初優勝を挙げた大会でトップと2打差の4位タイと好発進を切った。

サンドウェッジでパター練? 実際の様子はこちら【写真】

「狙っていきやすいところとか、行っちゃ行けないところが全部頭に入っていて、コースマネジメントしやすい。速いグリーンとの相性も良い」とイメージは良い。まだ初日が終わったばかりで気は早いが、このままの順位で終えれば、700万円前後を上積みできるので、一気に65位以内の賞金シードを確定させることも可能だ。

そんな小鯛が、気になるパッティング練習を行っていた。パターではなくサンドウェッジを持ち、刃でボールの赤道付近を打って転がしているのだ。以前、このドリルの効用を聞いたところ、「サンドウェッジの刃で打つので、上からのダウンブローの軌道で打ったら、ボールが上がっちゃうんです。しっかり順回転で転がす練習です」と教えてくれた。

小鯛のようなツアープロでも、試合になるとカップに入れたい気持ちが強くなって、どんどん上から入れたくなるという。上からヘッドが入ると転がりが悪くなり、ラインに乗らなかったり、距離感が狂ってしまう。パターだけ打っていても軌道のチェックができないので、小鯛は試合前にサンドウェッジで打つ練習を取り入れているのだ。

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