ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

下部ツアー3勝の19歳・久常涼 刻まない自分流ゴルフで上位進出を狙う!

下部ツアー3勝の19歳・久常涼 刻まない自分流ゴルフで上位進出を狙う!

配信日時:2021年9月30日 07時07分

バンテリン東海クラシック前日◇29日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,300ヤード・パー71)>

2001年にS・K・ホが達成して以来、実に20年ぶりに下部ツアーでシーズン3勝を挙げた久常涼。その権利で今日から開催される「バンテリン東海クラシック」以降の今シーズンレギュラーツアーに出場する。下部ツアーとはいえ、2日間大会が主流だったのは昔の話。現在のAbemaTVツアーは3日間大会が主流であり、しっかりとした実力がなければ勝ち抜くことはできない。20−21年シーズンのレギュラーツアーでトップテンに7回入り、現在賞金ランキング13位の大岩龍一もAbemaTVツアーに7試合出場しているが、一度も勝つことができなかった。それほどレベルの高い中で3勝を挙げ、すでに獲得賞金が1000万円を超えている久常の力が、レギュラーツアーでどこまで通用するのか注目が集まる。

貴重な3ショット!?石川・金谷・中島が一緒にラウンド

今大会初出場の久常は、練習ラウンドで開催コースである三好CCの難しさを十分思い知らされたが、コースが狭くてもあえて攻めの姿勢を崩さないという。

「自分はドライバーの飛距離が持ち味で、300ヤード以上飛ばして、2打目を短いクラブで打つスタイルでやってきました。今週も基本的にはティショットを刻まずに打ちます」と、あくまでも自分流を貫き通すつもりだ。もちろん、AbemaTVツアーよりも厳しいコースセッティングのため、フェアウェイキープの重要性も知っているし、大ケガにつながることも覚悟している。それでも、AbemaTVツアーでの賞金王がほぼ決定しているだけに、来季のレギュラー出場権を得ることは間違いない。今季は自分の攻撃的なゴルフがどこまで通用するのかを見極め、来年に向けての準備をするための連戦だととらえているのだ。

「今週以降は賞金の高い大会が多いですし、楽しみにしています。特に来週のブリヂストンオープンで頑張ればPGAツアーのZOZOチャンピオンシップにもつながりますからね」と鼻息が荒い。もっとも、大きな目標を抱くだけのゴルフ人生を歩んできた。ジュニア時代には「日本ジュニア」や「全国高校ゴルフ選手権」を制し、ナショナルチームにも抜擢された。金谷拓実、中島啓太(日体大3年)と同じように、ナショナルチームのガレス・ジョーンズコーチから指導も受けてきた。彼らとは違う世界を見たいと思い、高校卒業後にすぐプロ転向したが、昨年のQT失敗で初めて大きな挫折を味わった。その悔しさが今季の活躍にもつながっているし、早くからプロの中で戦ってきた経験も貴重だろう。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト