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生源寺龍憲が参考にするのは約50年前のスイング!? 「正確なアイアンショットを生むヒントがたくさん隠されています」

1960年代後半から80年代前半にかけて活躍し、メジャー6勝を挙げたリー・トレビノ。そんなトレビノのスイングを理想とする生源寺龍憲は、「彼のスイングは現代にも通じ、特に、正確なアイアンショットを生むためのヒントが数多く隠されています」と語る。トレビノマニアである生源寺に、トレビノのアイアンショットの連続写真を見ながらじっくりと語ってもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年9月10日 07時45分

低く長いインパクトゾーンでラインを出すトレビノ
低く長いインパクトゾーンでラインを出すトレビノ

1960年代後半から80年代前半にかけて活躍し、メジャー6勝を挙げたリー・トレビノ(米国)。そんなトレビノのスイングを理想とする生源寺龍憲は、「彼のスイングは現代にも通じ、特に、正確なアイアンショットを生むためのヒントが数多く隠されています」と語る。トレビノマニアである生源寺に、トレビノのアイアンショットの連続写真を見ながらじっくりと語ってもらった。

【写真】50年前から左手首の掌屈で長いインパクトを作っていた! 生源寺龍憲も参考にするトレビノのスイング

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「理想のスイングは?」という質問には、リー・トレビノと答えています。自分と同じように小柄だし、そのスイングは実に理に適っているから。動画などを見て常に研究しています。

最も優れているのは、インパクトゾーンが長い点。インパクトで左手をヒラ側に折ってクラブをホールドさせたまま低く長く振り抜き、球をフェースにくっつけて押し込みます。フォローでも、左手を長く使ってヘッドを振り抜いているので、インパクトゾーンがすごく長い。飛距離と方向性を両立でき、スピンのかかった高弾道の球が打てるスイングです。

また、ダウンスイングの右手の使い方も参考にしています。左手を掌屈させながら、右ヒジを体に付けて体の回転で振り下ろす。こうすれば手元を体の正面に置いたままインパクトできるので、ヘッドを真っすぐ動かせます。

オープンスタンスで構え、手元が通るスペースを確保しているのも特徴的。アドレス時からハンドファーストの形を作り、打つ準備を整えているのも参考になりますね。

■生源寺龍憲
しょうげんじ・たつのり/ 1998年生まれ、山口県出身。身長162㎝ながら、平均飛距離298.84Yを飛ばすパワーヒッター。今季の「東建ホームメイトカップ」でツアー初優勝を飾る。

■リー・トレビノ
1939年生まれ、米国出身。メジャー通算6勝、PGAツアー通算29勝をマーク。全盛期の1970年代はジャック・ニクラスのライバル。ライダーカップにも6度選出された。

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