「プロみたいにスピンをかけて、狙った場所にキュキュッと止まるボールが打ちたい」。そんなスピンアプローチのコツを、硬くて速いグリーンで戦う男子ツアープロがレッスン。ラウンド中にビタッとボールを止めたいときの“激スピン”のかけ方を、山田大晟が教えてくれた。
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例えば、下り傾斜のニアサイドにピンが切ってあるときや、2段グリーンの上の段にピンがあり、デッドに狙いたいときなど。ラウンド中は、どうしてもキャリーしてからビタッとボールを止めたい状況があります。そんなときに使っている激スピンの打ち方を紹介します。
“激スピン”というと、フェースを開いてコックを使い、鋭角にヘッドを入れる方法をイメージするかもしれません。しかし、その打ち方ではサイドスピンが増えて、右にボールが流れてしまいます。
フェースを“開く”のではなく、シャフトを“倒す”ようにしてください。フェース面をタテにボールが滑っていくので、バックスピンがきれいに入り、着弾後のボールの挙動をコントロールしやすくなります。入射角が緩やかになるので、スピン量が安定。計算しやすい弾道となり、寄せやすくなります。
シャフトを倒してから、クラブに合わせて構えるのがおすすめです。目標に対してフェースをスクエアにセットしたら、リーディングエッジの向きを変えないようにフェースを後ろに倒し、ロフトを寝かせます。こうするとグリップ位置が後方に動きます。この位置でクラブを握り、ハンドレイトに構えるのです。この方法なら、フェース向きを変えずにロフトを増やすことができるので、ターゲットに飛ばしやすくなりますよ。
打ち方は、上から打ち込むのではなく、ハンドレイトの構えを生かしてシャローに振り抜くことを意識してください。ボールがフェース面をタテに滑るようにイメージすると、スピンがかかると思います。
■山田大晟
やまだ・たいせい/1995年生まれ、東京都出身。2024年ACNツアー賞金王。25年シーズンはレギュラーツアーにフル参戦。相模原ゴルフクラブ所属。