「プロみたいにスピンをかけて、狙った場所にキュキュッと止まるボールが打ちたい」。そんなスピンアプローチのコツを、硬くて速いグリーンで戦う男子ツアープロがレッスン。ツアー通算2勝の実力者・塚田よおすけは、たった30ヤードでも「速く振ることが絶対条件」だという。短い距離でも速く振るには、どうすればいいのか?
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グリーン周りからのアプローチ。たった30ヤードでもスピンを利かせたいなら、ミート率を下げずに速く振ることが絶対条件です。ゆっくり振っていては、スピンはかかりません。
振り幅は小さいのにクラブを長く持つアマチュアの方がいますが、それでは速く振ってミート率を上げることはできません。例えば野球でヒットエンドランのサインが出ているのに、バットを長く持つ選手はいません。これは確実にミートしたいからですが、スピンアプローチも一緒。高いミート率でボールをとらえ、なおかつ速く振ってスピンをかける必要があるのです。
速く振るには、「振っても飛ばない構え」を作ることが欠かせません。クラブをギリギリまで短く持って、ボールの近くに立つ。また、ソールのヒール部分がほんの少し浮かせて構えます。そして小さな振り幅でも、しっかり左に振り抜くことで、ヘッドスピードが上がります。フェースターンさせずにフォローでフェース面が自分に向いているのが理想ですね。カップをオーバーするのを怖がっていては、インパクトで緩みが出やすく、スピンがかからずオーバーや、ダフリ・トップのミスが出てしまいます。
振っても飛ばない構えを作っているのですから、勇気を持って速く振り抜いていきましょう。やや強く飛びながらも、グリーンに着弾したらキュキュッとスピンが入って、ピタッとボールが止まってくれます。慣れてくれば、ボールスピードが出ても止まると思えるので、より速く、しっかりスピンの利いた球が打てると思います。
■塚田よおすけ
つかだ・よおすけ/1985年生まれ、長野県出身。昨年、40歳にして「ダンロップフェニックス」で9年ぶりの2勝目を挙げたショットメーカー。ホクト所属。