アイアン部門はダンロップがトップ3を独占。1位『ゼクシオ14』、2位『スリクソン ZXi5』、3位『ゼクシオ14+』という結果だった。今年は『スリクソン ZXi5』が長く1位を守っていたが、11月下旬発売の『ゼクシオ14シリーズ』がそこに割って入ってきた。有賀園ゴルフ千葉店の黒須徹さんは、その人気の理由を次のように分析する。
「今年の『ゼクシオ14』はトップラインの見え方を工夫していて、アドレスしたときに以前の『ゼクシオ』よりスマートに見えます。でも、打つとやさしいし飛距離性能も高い。試打したお客様からは『簡単!』『楽に飛ぶ』という声が多いです。昔の『ゼクシオフォージド』を彷彿とさせる性能で、シニアだけでなく幅広い年代のゴルファーから支持されています」
ロングセラーの『スリクソン ZXi5』については、
「実は『スリクソン ZXi5』もトップラインが薄く、非常にすっきり見えます。この形状がアスリートからアベレージまで幅広い層に受けている。その“良さ”を『ゼクシオ14』も継承している印象です」
アイアン部門でトップ3を占めたダンロップ。『ゼクシオ』『スリクソン』の両ブランドでゴルファーが求める“構えやすさ”をトップラインで巧みに表現し、市場をリードしている。
【アイアン売り上げランキング トップ3】
1位 ダンロップ ゼクシオ14
2位 ダンロップ スリクソン ZXi5
3位 ダンロップ ゼクシオ14+
※データ提供:矢野経済研究所、11月24日~11月30日のデータ
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