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シン貧打爆裂レポート『APEX PRO アイアン』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年10月11日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

試打した『APEX PRO アイアン』は、新しいシャフトの「Dynamic Gold MID115(S200)」が装着されていました。軽量シャフトも選べるので、そちらのシャフトで打つと、少し結果が違っていたのかもしれないことを最初に断っておきます。

『APEX PRO アイアン』は、ちょうどいい塩梅を教えてくれるアイアンでした。

まず、ヘッドの大きさがちょうどいいのです。市場のアイアンと比較するとかなり小さめですが、実にいい感じなのです。マッスルバックやツアー系のアイアンを使ったことがある人なら、このよさがわかるはず。そして、中空構造を感じさせないカッコイイ仕上がりになっているのです。

難しそうだな、とアドレスビューで逃げるのはもったいないと思います。打ってみると、とてもやさしいアイアンです。レーシングカーの見た目なのに、乗ってみると乗り心地が優先された快適なセダンだったりするような感じです。多くのゴルファーが打てる万能なアイアンとして、『APEX PRO アイアン』は合格しています。

『APEX PRO アイアン』で、面白いと感じたのは、高性能な部分が、スピンを安定して増やすことにつながった結果、やさしく感じさせる要素に変換されているということです。この部分は、使い方によっては飛距離アップになるので、多くのアイアンはそちらを優先しています。『APEX PRO アイアン』は違うのです。

スコアアップするために、本当に何が必要かを考えたときに『APEX PRO アイアン』という答えになるゴルファーは多いと思います。

『APEX』という名称が付くクラブは、特別であって欲しいと、アイアンの歴史に詳しい一人として思ってしまうのです。

『APEX PRO アイアン』は、数量限定販売になっていますが、それだけではなく、特別感があるプライドを満たしてくれるクラブとして、外見も中身も出来上がっているのです。お見事でした。

このアイアンがいい、と決めて試して、完全納得して購入するのが『APEX PRO アイアン』です。

試打クラブスペック

『APEX PRO アイアン』 #5~#9、PW

ヘッド素材 #5 カーペンター455スチール+ FLASHフェースカップ
#6~ 軟鉄鍛造+タングステンウェイト
ロフト #5/25度、#6/29度、#7/33度、#8/37度、#9/41度、PW/45度
シャフト Dynamic Gold MID115(S200)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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