今季もいよいよ終盤戦の国内女子ツアー。優勝こそないものの、トップ10入り15回と抜群の安定感で、メルセデス・ランキング3位につけている荒木優奈のセッティングを激写。本人にクラブ選びのポイントを教えてもらった。
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荒木のバッグの中を覗くと、キャロウェイ、ピン、ヨネックス、ブリヂストン、オデッセイと複数メーカーのクラブが並ぶ。その理由は?
「ジュニアの頃からずっとバラバラで、別に(メーカーを)固めなくてもいいかなと思ってます。基本的には難し過ぎず、簡単なクラブがいいですね。ドローが打ちたいので、つかまるクラブは選んでいます」
ドライバーはキャロウェイ『クアンタム ◆◆◆ MAX』とロースピンでもややつかまりやすいモデルを選び、FWも『クアンタム MAX』UTは『G440』と“やさしめ”なクラブが並ぶ。
「ボールを替えたタイミングで曲がりが大きくなっていましたが、ドライバーをこれにしてから良かったので使っています。UTは飛距離も出て、球も上がりやすい。FWもつかまりがいいです」
そんな荒木の得意クラブを訪ねると、ショートアイアンと即答。使用するのはヨネックス『EZONE CB511』という2022年発売の軟鉄鍛造モデルだ。一見すると難しそうだが?
「ヨネックスのアイアンはグースが入っていて、顔が好きです。球が簡単に上がるところも気に入っています」
パターはツアーでの使用者も多いオデッセイ『TRTL』のクランクネックモデル。話を聞くと、他よりもこだわりが詰まっていた。
「パターはコンディションに合わせてコロコロ変えています。『TRTL』でも、重心を入れ替えたものを2、3本持っています。今入れているのは、6月くらいからずっと使っているもので、これは“短いやつ”。少し長くて、アドレスしたときに肩が上がっていたのですが、短くしたらハマりました。グリップも手首を使って引っかけのミスが出ないよう、スーパーストロークを入れています」
トッププロながらも“やさしさ”を追求した荒木のセッティング。同一メーカーでそろえたいという人も多いが、結果を重視した複数メーカーセッティングこそスコアに直結するのかもしれない。
【荒木優奈のクラブセッティング】
1W:キャロウェイ クアンタム ◆◆◆ MAX(9度/スピーダーNX ゴールド 50S)
3,5W:キャロウェイ クアンタム MAX(15,18度/スピーダーNX バイオレット 50S)
4,5U:ピン G440(23,26度/テンセイプロ1K HY 80S)
5I~PW:ヨネックス EZONE CB511(レクシスカイザi HP 9S)
52,58度:ブリヂストン バイティングスピン(N.S.PRO 1150GH ツアー S)
PT:オデッセイ TRTL CH
BALL:ブリヂストン TOUR B XS
