既報の通り、9月2日に羽田空港すぐそば「天空橋駅」直結の好立地にオープンする『タイトリスト フィッティングセンター 東京』。今回はグランドオープンに先駆け、記者が一足先に都内初の“聖地”を訪問。通常メニューではなく、選手が受けるサービスに近い「入手1年後診断」を体験したため、詳細にレポートしていきたい。
PGAツアーで何年も連続してドライバー、アイアンの使用率1位を継続中だが、いくら天下のタイトリストと言えど、記者の激しい打点ブレやミスに完璧対応は不可能。「何だか最近ミドルアイアンのタテ距離が揃わない…」と悩みを井上フィッターに相談すると「一年前の判断ミス」が判明した。
■「ミドル番手の飛びすぎ」を相談
記者が持ち込んだのは、約1年愛用する『T250』アイアン(5I~48度:AMT SILVER S200装着)。6月に『GTS2』ドライバーに替えて初速も上がり、調子は悪くないものの、ミドル番手に悩みを抱えていた。記者は井上フィッターにこう相談。「つかまえると飛びすぎて怖いので、タテ距離の差が激しい。特に6、7番で『グリーンオーバー』の嫌な記憶で、コースで怖々振る変なクセがついた……」。
「せっかく『GTS2』で飛んでいるのに、アイアンを逃がして打つなんてもったいない。まずは原因を探るため、トラックマンで全番手のデータを見てみましょう」と、井上フィッターは診断を開始。3面スクリーンを備えた大迫力打席での試打は新鮮で、聞けば直営施設で「世界一の空間」だとか。トラックマンデータを凝視する井上フィッターから、思わぬ「診断結果」が飛び出した。
■「衰え」は思い込み!? 記者の失敗事例
「記者さんがフィッティングを受けた1年前は“筋力の衰え”から、かなりアイアンシャフトのスペックを落としたようですが、いまは全然振れてるので、まず問題はそこかなと。お使いの『AMT SILVER』は番手が上がると軽くなるフローシャフトですが、7番より上は、今のパワーに対して『少し弱め』に感じますね」
この指摘にドキッ。昨年「加齢で筋力が落ちた…」と思い込み、推奨された『T150』でなく『T250』を選び、シャフトも二重にやさしくした記者の判断が失敗だった…。1Wの新調も影響したのか、長い番手で「戻りきらない」と感じ、つかまえた際のオーバーより「ショートの方がマシ」と敢えて逃がしながら打ってきた。
■推奨クラブで飛びすぎの恐怖が消滅
原因が判明すると、井上フィッターから「7番の上も重量が軽くなりすぎないよう、重量が一定の『Dynamic Gold 120』や『モーダス115』、ヘッドも操作性と弾道操作に優れる『T150』の6番・7番を試してみましょう」と推奨を受ける。その『T150×モーダス115』と、自分のエースの違いは歴然だった。
まず、操作性が段違いで適度な重みと剛性感があるため、自分のT250より遅れず素直に降ろせる。T250でつかまえると時に183ydも出た6番のキャリーが172~175ydに狭くなった。このタテ距離データを見ると安心できて「逃がし癖」も収まり、振り抜きもスムーズに。7番から上3本のリシャフトを決意した。
■アマこそ「クラブの定期検診」が必要!?
練習量の多いハードヒッターは、スチールシャフトの“へたり”が特定番手で出ることもあると聞く。そのためセット全体に不満がなくても、スイングや季節、体の変化で『番手の繋がり』『タテ距離』の選手のズレを同社は常にチェックしている。「そこに近い形で『データと対話』で見えない不調の芽を摘んで修正できれば」と、井上フィッター。
今回痛感したのは、アイアンは特に「買って終わり」ではないこと。オープン直後の予約は取りづらいかもしれないが、記者が受けたものに近い『定期診断』も検討するなら、世界のタイトリスト直営施設の中で「現時点で最高設備」と、優れた診断力を誇る『フィッティングセンター 東京』がオススメだ。(編集部M・K)
【施設概要】
名称:タイトリスト フィッティングセンター 東京
所在地:〒144-8551 東京都大田区羽田空港1丁目1-4
Haneda Innovation City 1F(B1-2区画)
京急空港線「天空橋」駅から徒歩2分
