そして「普段は『80』も打たない」という山本あいりは、「いいスコアを出したいと気負い過ぎました」と10打差と遅れをとった。「競技に出るのが好きなのですが、この大会は思い入れが強すぎました。普段いいゴルフをしても、試合で結果が出なければダメですね。自分でもビックリのスコアです」とハキハキと答える。「グリーンが読みづらい」とラウンド後も練習グリーンでボールを転がして最終日に備えた。「明日はしっかり考えるゴルフでパープレーでは回りたい」と、まだ目は死んでいない。
普段のラウンドと違って試合の緊張感の中でプレーすると自分の技術向上、アマチュアへのレッスン指導へも役立つと口をそろえる。四者四様のゴルフだったが、女の熱き戦いは明日の18ホールが終わるまで分からない。1期生による初代ティーチング女王争いは誰が勝ちとるのか。