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『69』でリベンジの予選通過 古江彩佳は「悔しさは晴らせているかな」

古江彩佳が「69」をマークし、決勝ラウンド進出。まずは昨年予選落ちの借りを返した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年3月23日 13時10分

<ファーヒルズ朴セリ選手権 2日目◇22日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

巻き返しに成功した。3オーバー・103位タイから浮上を目指した古江彩佳は3バーディ・1ボギーの「69」でプレー。トータル1オーバーのカットラインまで浮上し、予選通過を決めた。

古江彩佳の今季相棒クラブ14本【写真】

「アンダーが必須だった。このトリッキーなコースでバーディを獲っていかないといけない。プレッシャーを感じながら、うまく最後まで集中しきれたと思う」。10番からティオフして“おはようバーディ”を奪うと、14番パー5では左ラフからのアプローチをペタピンにつけて“OKバーディ”。ひとつずつ、丁寧にスコアを戻してく。

折り返し直後の1番では3パットで唯一のボギーを喫したが、7番パー5で2オンに成功してバーディ。「痛いボギーがあった(1番)ので怪しいかなと思ったけれど、獲り返すことができて良かった」と、今季ここまで5試合中トップ10入り4回の実力者は、予選突破に安どの表情を見せる。

ここは昨年、悔し涙を流した場所。2日目に「75」と落とし、日米を合わせて19試合ぶりに週末行きを逃した。「去年の悔しさは、とりあえずは晴らせているかなとは思います」と前向きに話す一方で、56位タイという現在の位置はやはり「不本意」なもの。ここからのチャージを目指していく。

初日12ホールだったパーオン率は、この日17回まで回復。粘っこい芝や「左に行くミスが多かった」というところを意識しながら、すぐさまアジャストすることができた。首位との差は9打で、トップ10までは5打。差は開いているが、ここはやっかいなポアナ芝を擁するアップダウンの激しいトリッキーなコース。何が起きるかわからない。

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