<マイヤーLPGAクラシック 初日◇18日◇ブライスフィールドCC(ミシガン州)◇6611ヤード・パー72>
「突っかかる感じがあって、距離が合わない」。すべて逆目のように感じるほど抜けの悪いラフに、原英莉花は最後まで苦戦した。
特に序盤は苦しい時間が続いた。スタートホールの1番からティショットをラフに入れ、セカンドはフライヤー気味でグリーンをオーバー。そこから砲台グリーンへのアプローチを寄せきれずボギー。次のホールも1つ落とし、3番ではバーディが来たものの、6番で再びボギーとした。
「暖かくなってからは良くなってきた」と、時間の経過とともに気温が上がるとショットも上向いた。ただ、8番パー5では2オンしながらも3パット。12番パー4では約2メートルにつけるバーディチャンスを演出しながらも決め切れず、「流れを止めちゃった」と、好機を生かすことができなかった。最終18番パー5はバーディ締めとしたが、「セカンドが、弱かったんで」と消化不良感も残った。
33パットという結果にも納得はできないが、それ以上に「自分の持っているウェッジが合わなくて」と、バミューダ芝のような強い芝目や硬さを持つラフに手を焼いた。
「突っかかっちゃうから、薄めに入れる感じとかもあって、なかなかうまいことコンタクトさせられない感じです」
愛用するウェッジと芝との相性に嘆く一方で、今週からアイアンはチェンジしている。キャロウェイ『X PROTOTYPE』から『X FORGED』へと変更。ソールの頂点と後方部分を削った「硬い芝用」のヘッドで、以前から温めていたものを今大会から投入した。
「すごくアイアンは良くなった」と、思惑通りの結果に。だからこそ、なおさらウェッジの結果は気になる部分ではある。
1オーバーの90位で初日を終え、巻き返しを期す2日目となる。「うまくコンタクトできなかったんで、練習します」と、道具の悩みはありつつも言い訳はしない。今できることの最大限を出すつもりだ。(文・齊藤啓介)

