CMEグループ・ツアー選手権
日程 2023年11月16日-11月19日賞金総額 $7,000,000
TV/ネット放送予定笹生優花&ネリー・コルダが2日間同組を終えて ネリーからかけられた言葉は…
笹生優花はネリー・コルダと2日間同組でラウンドを楽しんだ。
所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa
配信日時: 2023年11月18日 03時00分
<CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇17日◇ティブロンGC(フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>
初日に続きネリー・コルダ(米国)と回った笹生優花。2日目を「69」とし、トータル7アンダーの16位タイで、3日目に臨む。首位がトータル14アンダー、伸ばしきれなかった感は否めないが、それでも「楽しく回れた」と、元世界ランキング1位とのゴルフは充実したものだった。
仲良く話しながら18ホールが進んでいく。ともにハードヒッターの二人。笹生がいきなり魅せた。出だしの1番パー5では200ヤードのセカンドをユーティリティで2オンに成功しイーグル。17番パー5でも2オンし、豪打でスコアを伸ばした。一方のネリーは連日の5バーディ(1ボギー)でトータル8アンダー。ついて回ったファンには魅力的な2サムだったことは間違いない。
トータル7アンダーで並んで迎えた最終ホール。ここでネリーがバーディ、笹生がバーディを逃したことで3日連続同組とはならなかったが、「また最終日にね」と、ネリーから笹生に声がかかった。ラウンド中には寡黙にプレーする印象の強いネリーだが、笑いも聞こえる笹生との楽しいラウンドだったのは確かなよう。それだけでなく、好位置で大会を折り返し、最終日の優勝争いで会おうという意味も込められているはずだ。
「今日のミスをしっかり直して、あしたは頑張りたい」とビッグスコアを目指す3日目。ネリーからかけられた「また最終日に」との約束を果たすため、土曜日も攻め続ける。(文・高桑均)