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3連続バーディ+イーグル&おかわりイーグル それでも冷静な笹生優花が日本勢トップ

イーグル2つを記録も終盤に苦しんだ笹生優花。それでも自分のゴルフがブレることはない。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年9月3日 11時30分

イーグル2つも終盤の失速が響いた笹生優花。首位をまくるためにはビッグスコアが不可欠だ
イーグル2つも終盤の失速が響いた笹生優花。首位をまくるためにはビッグスコアが不可欠だ (撮影:ALBA)

<ポートランドクラシック 3日目◇2日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>

ボギーが先行しても、そんなの関係ない。笹生優花はビハインドで始まったラウンドで見事なバウンスバックを見せた。3番ボギー直後の4番から3連続バーディでリーダーボードを駆け上がると、7番パー5では下り傾斜も利用して2打目がピンまで残り159ヤード。そこで7番アイアンを抜きピン手前2メートルへ。イーグルを奪って、首位の背中に迫った。

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「いくつかいいショットも打てたし、パターも入ってくれたのでいい4ホールだったと思う」。追い上げムード満載の中で8番は逆にボギー。派手なスコアカードとなったが、極めつきは10番パー5だ。この日2つめのイーグルダッシュで、首位を捉えにかかった。そんな勢いのまっただ中でも、「うれしいですけど、別に(笑)」と一喜一憂はなし。「そんなによっしゃーってならないです」と笑い飛ばす。

イーグルを獲り慣れているロングヒッターの笹生にとっては、とりたてて喜ぶよりは、次のホールに集中することのほうが大事だ。ところが、終盤はショットがブレて3ボギーを喫し、上位争いから後退してしまう。

途中の進撃中は周りの状況を見る余裕などなかった。2サムのプレーではすぐに打つ順番が来てしまうため、淡々と自分のルーティン、プレーに集中するしかなかった。上位の状況も見ずに戦い、終わってみれば首位とは7打差のトータル11アンダー・16位タイ。「やることやって集中して」。最後の18ホールも、いつも通り攻めていくだけだ。(文・高桑均)

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