ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

4連続ボギーも余裕あり 鈴木愛にみえたショットの手応え「アンダーで回れる内容」

日本勢21人が出場するメジャー大会「全米女子オープン」の第1ラウンドが進んでいる。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年5月30日 09時35分

<全米女子オープン 初日◇29日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>

3月24日付の世界ランキング上位75人の出場資格で参戦している鈴木愛。一時上位いに顔を出す場面もあり、前半では存在感を放った。

【写真】鈴木愛のクラブセッティングを一気見

アンジュレーションの激しいフェアウェイとグリーン、そしてアップダウンもあるリンクススタイルの難コース。多くの選手が「難しい」と口を揃えるタフなセッティングで、序盤からスコアを伸ばした。

10番からスタートしてバーディ発進。さらに2つ伸ばし、3アンダーで前半を折り返した。理想的な滑り出しに思えたが、後半に入ると流れは一変。3番でバーディを奪った直後、4番からまさかの4連続ボギー。最終的には5バーディ・5ボギーの「72」とし、イーブンパーでホールアウトした。

「アウトの方が難しい」と本人も語るように、後半の苦戦はある程度想定内。それでも、進行の遅れでリズムが狂い、ボギーの連鎖を止めきれなかったことが悔やまれる。

だが、表情は明るい。「全体的にすごくよかった。アンダーで回れる内容でイーブンパーだったという感じ」と、ポジティブな言葉を口にする。これは“耐えたイーブンパー”ではなく、“伸ばせたイーブンパー”という内容。スコア以上に、2日目以降へ大いに期待を感じさせる初日だった。

風が強く、起伏のあるコースだが、四国出身ということもあり、こうした環境には慣れている。「嫌いじゃないです」と、エリン・ヒルズGCへの印象も悪くない。そして何より、「今、調子がいい」。ティショットも「ほとんど完璧」と胸を張り、外したのは1回だけ。ショットへの信頼感をにじませる。

比較的易しいとされるインコースからのスタートだっただけに、「せっかく伸ばして最後に落とすのはイヤだ」とスコアの落差には肩を落とした。それでも、「気持ち的にはアウトから頑張って伸ばす方が気持ちがいい」と1番からティオフする2日目に気合は十分。序盤から流れをつかみ、あすこそはアンダーでのフィニッシュを狙う。(文・齊藤啓介)

【現地調達】全米女子オープン オリジナルグッズをプレゼント!

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト