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渋野日向子はヒヤヒヤ場面もクリア 池のフチから「石があったけどそこは気にせず」ナイスセーブ

メジャー第3戦の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は2日目。渋野日向子がスコアを伸ばした。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年6月22日 05時27分

<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目◇21日◇サハリーCC(米ワシントン州)◇6731ヤード・パー72>

最終ホールは大ピンチから“ナイス”ボギー。4バーディ・2ボギー、初日に続き「70」をマークした渋野日向子が上位争いの中で決勝ラウンドに進む。

池のフチの石の上からパーセーブ【写真】

大会を中継するWOWOWのインタビューでは「3連続バーディからスタートしてビックリはしていた」とスタートを振り返る。出だし10番から3連続バーディで始まったラウンドは、いろんなことが起きた。連続バーディにブレーキをかけた3パットボギー。ナイスパーセーブ。そして最大の見せ場は後半の2番パー5で起きた。

グリーン右手前には池が広がるロケーション。右サイドのピンを狙ったフェアウェイからの3打目はグリーンに届かず、その池に落ちた…かに見えた。

これがフチの石の上に残っていた。「石があったけどそこは気にせず」打つことを選択すると、見事にピンそばに寄せてパーセーブ。「池には入ってるけど、行ってみたら打てる状態だったので、頑張って打とうと思ってパーセーブできて、あそこは本当にラッキーだったと思います」と見せ場をつくるのも渋野らしい。

上がりの9番パー3ではティショットをグリーン奥に外すと、マウンド越えの難しいアプローチを大きくショート。13メートルのパーパットは3.5メートルを残した。後味の悪いダブルボギーを避けたいところで、これをど真ん中から沈め、スコアロスを最小限に食い止めた。

午後スタート組がこれからどうなるか分からないとはいえ、好位置で週末に進むのは間違いない。「またあしたいいイメージで臨めるよう頑張りたい」と挑むここからの36ホール。「全米女子オープン」に続く上位争いに期待が膨らむ。

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