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課題が露呈した2日間 渋野日向子は「ウェッジが合わなかったら何が合うんだ」

課題が露呈した2日間 渋野日向子は「ウェッジが合わなかったら何が合うんだ」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年6月4日 11時00分

全米女子オープン 2日目◇3日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>

「きょうも1日いいところなしで終わった感じですね」。2日目に巻き返すことができず、トータル8オーバーの110位タイで予選落ちとなった渋野日向子は、開口一番にそう言った。

2日目を終えた渋野日向子のインタビュー【動画】

課題が浮き彫りとなった2日間だった。「ドライバーは昨日よりも良かった」とフェアウェイキープ率はこの日も85.7%と高い水準を保ったが、パーオン率は61.1%。前日の44.4%から改善は見られたが、外せば難しいアプローチが残ってしまうパインニードルズでこの数字ではなかなか上に行くのは難しい。

特に短い距離からチャンスにつけられない。10番では117ヤードから6メートル、ボギーが続くなかで迎えた15番では74ヤードからグリーン左奥にオーバーして寄らず入らずのボギーに。折り返してからの1番では残り40ヤードから6メートル。「伸ばしたい」と話していたパー5で、1つもバーディを獲れないどころかスコアを1つ落とす結果となった。ほかにも、12番や14番とティショットを曲げてセカンドをフェアウェイに戻したパー4でも寄せられずボギーとウェッジショットが精彩を欠いた。

「ライが悪いところとか、寄せたいって思ったところでリキんでしまって左に外す場面が多かった。パー5でパーオンしていないというのも明らかにおかしいというか、よくないです。ウェッジの距離感が合わなかったら何が他に合うんだという感じ」

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