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6年ぶり復活の森田理香子が若手に感じた「熱い」 最終日はヤングVSベテランのドラコン対決!?

6年ぶりツアー復帰の森田理香子。若手ふたりとのラウンドで感じたこととは。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年3月3日 08時51分

若手ふたりとラウンドした森田理香子(中央)。6年ぶりのツアーで何を感じた?
若手ふたりとラウンドした森田理香子(中央)。6年ぶりのツアーで何を感じた? (撮影:上山敬太)

<ダイキンオーキッドレディス 3日目◇2日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>

国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の3日目が終了。6年の休養を終えてツアーに復活した34歳の森田理香子は3バーディ・4ボギーの「73」で回り28位タイで最終日を迎える。

首元のヒョウ柄がポイントです【写真】

予選ラウンドの2日間は35歳の菊地絵理香と37歳の上田桃子と歳の近いメンバーでの組合せだった。うって変わって3日目は阿部未悠、QTランク1位の宋ガウンでともに2000年生まれの23歳とのラウンド。一回り年下のふたりのプレーを見て「熱いですよね」とうなづく。

「上手いです。上手いしか言えないです。私が18歳、19歳のときに比べたら全然レベルが違うし、いまのゴルフクラブを上手く使っている。阿部さんは、きょう調子悪そうだったけど、調子がよかったらポンポンと勝てそうな感じだし、宋さんも」と若手のレベルの高さに舌を巻いた。

また、技術面だけでなく、プレースタイルにも気づきがあった。「みんなリズム感を自分で持っていますよね。個人個人のルーティンとか、みんな変わらないし、それが人によってコロコロ変えるのではなくて、ちゃんと決まったことをやっている」と歩くペースに、打つ前のルーティンなど、自分の”ペース”を崩さない二人の姿にも感銘を受けた。

森田が10代、20代前半のときと比べると「(二人は)堂々としている。(私が)若いときはもうビビリ倒していたから(笑)」と、明かした。「昔、私がやっているときは多分バチバチだったかもしれないけど、もういまはそんな感じではないからね」とツアー会場の雰囲気に変化も感じていた。

6年ぶりのツアー会場には森田が知らない若手の選手がたくさんいる。「みんな若いから、(私が)戻ってくる場所間違えちゃったかなって(笑)。あともうちょっとでレジェンドだし…レジェンド行こうかな(笑)」と冗談を言いその場を盛り上げた。そんな森田だが、予選2日間のドライバーの平均飛距離は堂々の1位。若手組に劣らないベテランの強さを見せつけた。

最終ラウンドは36歳の笠りつ子と、昨季メルセデス・ランキング3位で21歳の岩井明愛だ。岩井は昨シーズンのドライビングディスタンスで257.88ヤードを記録しており、注目の飛ばし屋だ。若手VSベテランの飛距離勝対決にも注目だ。(文・高木彩音)

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