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森田理香子はツアーを離れてから、ドライバーの飛距離がアップ 「左のカベはいらない」

森田理香子はツアーを離れてから、ドライバーの飛距離がアップ 「左のカベはいらない」

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年7月15日 11時54分

森田理香子は“左のカベ”の意識をなくしたことで、飛距離をアップさせた
森田理香子は“左のカベ”の意識をなくしたことで、飛距離をアップさせた (撮影:村上航)
2013年に23歳で賞金女王に輝きながらも、18年シーズンを最後にツアーから遠ざかっている森田理香子。トーナメントで活躍していた当時は、ツアーでも屈指の飛ばし屋として名を馳せたが、実は現在の方がドライバーの飛距離は10ヤードぐらい伸びているという。その理由は、スイングの詰まり感をなくしたことにあった。

左のカベがない!? 森田理香子のぶっ飛びスイング【連続写真】

「以前はよく言われる左サイドの壁を意識していたので、インパクトを迎えるまでは左ヒザを正面に向けておき、右ヒザを左ヒザに寄せるようにしていました。ところが、これだとインパクトで詰まる感覚がありました」

元々ミート率が高かったので250ヤードほどの飛距離は出たが、結果的にインパクトでスイングスピードを緩めることになり、本来のポテンシャルを生かし切れていなかったのだ。しかし、ツアーから離れたとき、森田と仲の良い一ノ瀬優希のコーチを務めていた男子プロの谷口拓也から「左サイドの壁を作らなくてもいいんだよ」とアドバイスを受けて、ハッとしたという。

「インパクトの詰まり感が消えたんです。ああ、これならスムーズにクラブを振り切れるなと。バックスイングで右に向けたおヘソを目標に向けるつもりで腰を回しました。インパクトで腰が開き、左ヒザが目標を向いていいぐらいのイメージです。それでもフェースがスクエアならボールは曲がりません」

体の回転スピードをダウンスイングからフィニッシュまで一気に加速することで飛距離を伸ばした森田。ポイントは右足の蹴りにあるというが、詳細は森田理香子のドライバーレッスンを見てしてほしい。

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