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勝負の一打が不発 河本結は連覇を逃し「情けない、悔しい」

勝負の一打が不発 河本結は連覇を逃し「情けない、悔しい」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年3月28日 18時17分

河本結は無念のV逸 「73」と振るわなかった
河本結は無念のV逸 「73」と振るわなかった (撮影:佐々木啓)
<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 最終日◇28日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇ 6568ヤード・パー72>

2位に4打差をつける単独トップからスタートした前回覇者の河本結だったが、「きょうは惜しいパットが続いて、全体的に流れが悪かった」と最終日に1つスコアを落とす結果に。最後の最後で岡山絵里に“勝ち越し”を許し、連覇達成はならなかった。

この3打目も寄せきれず…【最終日フォト】

サバサバとした口調ながら、「情けない、悔しい」という言葉をラウンド後の会見で何度も繰り返した。最終ホールの18番パー5に入った時点で、トータル12アンダーで岡山と2人でトップに並んでいた。しかし1組前を回るライバルが、ホールアウト目前に1つスコアを伸ばしたことで2位に後退。優勝のためには、最低でもバーディが必要な状況に追い込まれた。

ここで残り230ヤードのセカンドショットの選択肢は、「バーディを獲りたい。なんならイーグル」とツーオン狙い一択に。そのために3番ウッドを強振したが、「少し(ボールが)沈んでいたので、上から打とうと思ったらダフってしまった」と、ピンまで残り40ヤードのフェアウェイに留まってしまった。さらに、続く3打目も5メートルと寄せきることができず。バーディパットを外し優勝の可能性が消えると、呆然とした表情を浮かべ、目じりを拭う仕草も見せた。

先週の「Tポイント×ENEOSゴルフ」は、第2ラウンド開始前に急性扁桃炎を発症し途中棄権。その後は食事を摂ることもままならず、体力低下につながった。その影響が「後半、体がバテて下半身もブレブレ」と、大事なサンデーバックナインで出てしまう。「調整できないのはプロとしてありえない」。ここでも自らを叱責した。

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