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「納得するような硬さがきた」 蝉川泰果&小浦和也、スリクソン新ボールを北海道戦で即投入していた!

国内男子ツアー芥屋大会の練習場で真っ黒なアイアンを発見!

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年8月21日 12時00分

惚れ込んで即投入のスリクソン新ボールににっこり
惚れ込んで即投入のスリクソン新ボールににっこり (撮影:佐々木啓)

<Sansan KBCオーガスタ 事前情報◇20日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7274ヤード・パー72>

国内男子ツアーで今季3勝を挙げている『スリクソン Z-STAR』シリーズ。そして詳細はまだ明らかにされていないが、未発表の新モデルがすでにツアーに登場している。そのボールには『Z-STAR』、『Z-STAR XV』、『Z-STAR◆』という印字があり、現行のニューバージョンになると考えられている。

スリクソン新ボールを接写!【写真】

7月に北海道で行われた「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」のときに、その最新モデルと見られるボールを使用する選手の姿があった。昨季賞金ランキング2位、スタッツ総合部門のメルセデス・ベンツ トータルポイントランキングで1位になった蝉川泰果もそのひとり。『Z-STAR◆』をテストし「打感とショートゲームがすごくよかったです」と好感触を得て即投入となった。

「パターのときに一番打感を感じるタイプなんですが、前のボールよりも“しっかりめ”に硬く感じた。(現行の)ダイヤでももう少し硬さが欲しいと思っていたので、今回、自分が納得するような硬さがきたという感じです」。これまでも自分好みのモノではあったが、さらに求めるベストな打感を手に入れた。今週の芥屋でも使用する。

同じく北海道戦で投入していたのは小浦和也。『Z-STAR XV』を使用している。前戦での「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」では初日に「63」をマークし単独首位発進をした。ボールについては「やわらかい打感で、スピンが入りやすいイメージ」と、アプローチのときにバージョンアップを感じたという。

パッティングではもともと「パチっとした」打感が好みだったが、シーズン中盤ではラフが長いコースも多く、グリーン周りでスピンをかけてしっかり止めたいこともあり、柔らかめの打感を選んでいる。練習を重ね、「もう違和感なくできています」と感覚にも噛み合ってきている。

スリクソンのボールは、4月の日欧共催ツアー「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」で優勝して現在賞金ランキング1位の桂川有人、6月「ハナ銀行 インビテーショナル」の小木曽喬、セガサミーの平田憲聖と今季3勝。国内女子ツアーではここまで22試合中10勝しており、メルセデス・ランキングトップ5も独占。スリクソンの最新モデルに注目だ。(文・高木彩音)

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