ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

石川遼、中島啓太ら出場! 「勝てると思っていました」大会恒例のアプローチコンテストを制したのは…

テクニック自慢の6人が技を競った、大会恒例のアプローチ・コンテスト。一発勝負を制したのは?

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2023年8月26日 19時06分

テクニック自慢の男たちが技を競った『アプローチコンテスト』。優勝は?
テクニック自慢の男たちが技を競った『アプローチコンテスト』。優勝は? (撮影:上山敬太)

<Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7216ヤード・パー72>

3日目の競技終了後、18番グリーンでは毎年恒例の『アプローチ・コンテスト』が行われた。今年は、石川遼をはじめとして、中島啓太、香妻陣一朗、出水田大二郎、平田憲聖、長野泰雅と、ツアーを賑わしている6人が技を競った。

「してやったり」の笑顔を見せる20歳【写真】

フェアウェイ左サイドから、競技のときと同じく左手前のピンに打っていく一発勝負。特設マットからピンまでは39ヤードで、バンカー越えと難しい状況だが、奥の傾斜から戻して寄せることもできる。この選択が勝負を分けることとなった。

トップバッターは長野。ツアールーキーの20歳で、賞金ランキングは現在20位につけている。ピンをデッドに狙っていくアプローチは「思ったよりも右に飛びました」とピンの少し右でピッタリと止まった。計測距離は2メートル9センチと近い。

次に打ったのはツアー通算2勝の香妻。「めちゃくちゃトップしました」とミスして、記録は3メートル31センチで、香妻の優勝は消える。続く今季2勝の平田も3メートルちょうどで、長野を抜くことができず優勝の権利を失った。

4番手は賞金ランキングトップを走る中島。多くのギャラリーの期待が集まるなか、打ったアプローチショットはまさかの「ファー!」。奥の傾斜を使おうとしたショットは、その段を大きく越えて記録は11メートル80センチと、アマチュアのような結果となってしまった。「一番カッコ悪いのが出ちゃいました」とヒザをついてがっくり肩を落とす。

続く出水田は3メートル2センチで長野に及ばず、逆転の可能性を残すのは大トリの石川だけとなった。「毎年、奥から戻すと言って戻せないので、どうしようか考え中。(みんなは戻せなかったけど)、僕のスピン量ではどうなるか」と自信をのぞかせていた。

その緊張の一球は、宣言通り奥の傾斜に着弾させるも、戻りきらず2メートル80センチ。この瞬間に長野の優勝が決まった。石川は「あと2メートルくらい奥の強い傾斜に落としたかった」と悔しがる。対する最年少の長野は「今週アプローチがいいので勝てると思っていました」としたり顔。見事に先輩たちを打ち負かして、優勝賞品の佐賀牛3kgを獲得した。この勢いで地元・福岡での最終日は45位タイからごぼう抜きを狙う。

【アプローチコンテストの結果】
1位:長野泰雅 2m09cm
2位:石川遼 2m80cm
3位:平田憲聖 3m
4位:出水田大二郎 3m02cm
5位:香妻陣一朗 3m31cm
6位:中島啓太 11m80cm

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト