<~全英への道~ミズノオープン 2日目◇29日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7480ヤード・パー72>
アマチュア予選会を勝ち上がった小原・アレクサンダー・力が、初めてのレギュラーツアーながらも初日に4アンダーをマーク。きょうは午後組のスタートで、予選通過圏内をキープしている。一体どんな選手なのか?
「きょうは100点のゴルフができた」。初日終了後、さわやかな笑顔で取材に応じた。父の影響で10歳からゴルフを始め、中高は米フロリダ州のIMGアカデミーとハワイのイオラニに留学。帰国後に早稲田大学に入学したが、事情は少々複雑らしい。
「実は秋入学なんです。でも、部活には秋入学というのは関係なかったので、中野さんや竹原さんたちと“同期”でした」。小原は2004年生まれの22歳で、名前が出た中野麟太朗と竹原佳吾は2003年生まれ。小原は1学年下なのだが、同じ2022年に入学したことから同期として戦っていた。
そんな同期の目から小原はどのように映っていたのか。中野に話を聞くと「インターナショナルな感じで、『なんでそれをやらないといけないの?』みたいな感じでズバズバ言うタイプで。日本の部活にはなじめないんじゃないかなっていうのが最初の頃の印象でした」という。
しかし、その印象も今ではガラリと変わっている。「ゴルフが上手くなりたいという気持ちがすごく強くて、僕も色々聞かれました。それこそ今回ツアーに出るにあたって、どうやって準備しているかもすごく聞いてきましたね」。
小原が下準備に余念がないのには理由がある。「いま休学していて、今年はゴルフに打ち込もうと思っています。通用しないと感じたらプロは諦めるというのが現段階での考えです」と、背水の陣で臨んでいるのだ。今回は自分の力がレギュラーツアーで通用するかを確かめる第一歩。「ローアマチュアを目指しながら、(上位3人に与えられる)全英の出場権も取りたい」。まずは予選通過へ。第2ラウンドでもその力を発揮させる。(文・杉本夏希)
