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ドライバーは叩くから“短柔”? ショット絶好調の桂川有人はフィーリング命だった【勝者のギア】

ドライバーは叩くから“短柔”? ショット絶好調の桂川有人はフィーリング命だった【勝者のギア】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年4月25日 12時17分

アイアンの精度を高める工夫はボールにも。桂川は『Z-STAR◆(ダイヤモンド)』を使用している。これはもともとあった飛距離重視の『Z-STAR XV』とスピン重視『Z-STAR』のちょうど中間ともいえるボールで、米ツアーの選手から『200ヤードのピンをアイアンで止めたい』と要望があって作られた。「ツアーだと硬いグリーンが多い。自分はスピン量が多い方ではなかったので、それで『ダイヤモンド』にしました。『Z-STAR』も試したんですけど、自分には距離感が合わなかったんです」。

■50度まではアイアンの流れ、54・58度はアプローチ重視

アイアンセットのピッチングウェッジの次に来るのは、50、54、58度のウェッジ。50度はアイアンと同じ『DG120 X100』が入っているが、54度と58度は『PROJECT X 6.0』となっている。

「アイアンでも『PROJECT X 6.0』は試していて、替えようかなと思ったんですけど、『DG120 X100』のほうがしっくりきたのでそのまま。ウェッジは『PROJECT X 6.0』が良かったので、いいやつだけ入れました(笑)」。その理由については、「54度と58度は特にアプローチするので、アプローチを考えたセッティングにして、50度はほとんどフルショットに近いので、アイアンと同じセッティングです」と話す。

フィリピンでゴルフの腕を磨いた桂川は小技のバリエーションも豊富で、ウェッジ以外も積極的に使う、最終日16番パー5では3打目のアプローチを9番アイアンのランニングで1メートルに寄せた。「転がし系が多いんですけど、日本にない小技も身についたかなと思います」といい、グリーン周りで5番アイアンを使うこともあるという。

■ツノ型のパターは学生時代に良かったから

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