若手の台頭について片岡は次のように語る。「僕もツアーに出たばっかりで若手という枠ですけど、こういう選手がどんどん増えていけば活気づくというか、僕ら同級生も一緒に練習ラウンドしたり、LINEとかで『頑張れよ』とか『お互い頑張ろう』みたいな感じで励まし合ってやっています。同世代がどんどん下から出てくればいいかなと思います」。20代前半の選手はライバルというより、励まし合って切磋琢磨し、力をつけているといい、世代を引っ張る存在にもなりたいと言い切った。
3日目に緊張から自分のゴルフができなかったが、最終日は反省を生かして猛追して見せた。初めての最終日最終組での優勝争い。「優勝争いしながらいいプレーができたので、今日は負けてしまったけど、この経験を生かして次は絶対に勝ちます」と力強く話した。片岡の活躍は若い世代を大いに刺激する。何よりツアー屈指のイケメンが、男子ゴルフ界を活気づける存在になるかもしれない。(文・小高拓)
